日本人にとってカレーは親しみのある食べ物。でもこれの旨み、魅力は玉ねぎによるところが多いですよね!

先日、神戸淡路鳴門自動車道を通って四国まで出かけました。神戸淡路鳴門道は、その行程のほとんどが淡路島。数十キロに渡って続く島内区間。当然ついパーキングがあると、必要以上に休憩をとってしまうのです。

淡路島は言うまでもなく、玉ねぎの産地。至るところで玉ねぎ関連の商品が多数販売されています。玉ねぎそのものも箱で販売されており、当然クルマに積んでお土産に。

そんな途中のパーキング、淡路島南PAで見つけたのが、「淡路島玉ねぎ丸ごとカレー」です。正直つい小一時間前に朝ごはんを食べたばかりでしたし、もうすぐ昼時、という11時頃。予定外ではありましたが、まず写真を見て食べたくなり、どなたか注文されたのが出てきて、その香りに誘われて我慢ならずつい。

カレーですので基本的にはすぐに出てきます。道中「魔が刺して」食べたくなるものとしてこれは重要なポイント(笑)。

でもってわたしのも程なく提供していただけました。スパイシーなカレーに、とろとろに煮込まれた玉ねぎがゴロンとそのまま。そしてオニオンチップも振られています。なんかこの一皿で、淡路島食べ尽くしたくらい、満足度の高い一皿ではありませんか!

口に含むと、スパイシーなカレー、そんなにゴロゴロ具が入っているわけではないですが、食べ応え十分。煮込まれております。そして主役のとろとろ玉ねぎと一緒に。甘みもありますけれど、奥深い旨み。玉ねぎを満喫するなどというのは、味にあれこれ注文をつける人間に生まれてよかった!オーバーなようですがそんな喜びさえ感じることのできる一皿。これは美味い!必食のカレーでした。

神戸から明石海峡渡ってすぐの淡路SAも人気ですし、なかなか売ってるもの、供される食事なども迷うほどですが、是非とも淡路島を大いに走って、もうすぐ鳴門海峡という淡路島南PAのこの玉ねぎ丸ごとカレーも機会があったらぜひ食べてみてください!

比較的シンプルながら玉ねぎは譲れない!そんな淡路島の声が聞こえるようなカレーでした。

(Text & photos by Kentaro Nakagomi)