ドゥカティとランボルギーニがコラボ!2022年9月、Moto GPのサンマリノGPにて、ドゥカティから世界限定630台の「ストリートファイター V4 ランボルギーニ」が発表され、日本第一号の納車式がメディア向けに公開されたので、行ってきました!

ランボルギーニとドゥカティは、イタリアつながりという共通点がありますが、ともにフォルクスワーゲングループで、2020年にも「ドゥカティ ディアベル1260ランボルギーニ」でコラボ。「ランボルギーニ ウラカンSTO(スーパー・トロフェオ・オモロガータ)」にインスパイアされた「ストリートファイター V4 ランボルギーニ」は、第2弾のコラボレーションとなります。

そういえばコロナ前、海外モーターショー取材に行っていたときのこと。

ドイツ(当時はフランクフルト)とジュネーブのモーターショーの前日に行われるフォルクスワーゲングループの前夜祭には、同グループのすべての乗用車ブランドが参加するプレゼンテーションが行われました。

なにしろ、たとえ1ブランドのプレゼンテーションが10分だとしても、10ブランドだと合計100分、1時間40分ですから!しかも、19時半とか20時ぐらいから始まるので、当日に現地入りし、そのまま会場に向かうと時差ぼけでフラフラ……。睡魔に襲われていたことを思い出します。しかし、そのときにしかお披露目されないクルマやサプライズもあるので、楽しみでもあるのですが……。

そして日本第一号の「ストリートファイターV4ランボルギーニ」の納車式は9月6日、東京・六本木の「THE LOUNGE TOKYO」で開催されました。

排気量1103ccの水冷V型4気筒4バルブエンジンが搭載され、最高出力153kW(208PS)/1300rpm、最高出力123Nm(12.5㎏m)/9500rpm。

「ストリートファイター V4 ランボルギーニ」のボディカラーはド派手な黄緑「Verde Citrea」とオレンジの「Arancio Dac」のツートーンカラー。

サンマリノで発表されたときは隣に同じカラーリングの「ランボルギーニ ウラカンSTO」が並んで展示されていましたが、今回、隣に並んでいたSTOは、水色とオレンジのボディカラー。

これは単に、ランボルギーニ・ジャパンの広報車が今、この色しかないからなのかもしれませんが……。ちなみにこのバイクのオーナーさんは、バイクと同じボディカラーの「ウラカンSTO」を所有しているとか!?

ボディの「63」のロゴは、もちろんランボルギーニ創業の年を意味します。他にも「STO」のロゴも。ランボルギーニといえばカーボンファイバーが多く採用されていますが、「ストリートファイター V4 ランボルギーニ」にもフロントフェンダーをはじめ多用されています。

ヘッドライトは両端上部分が吊り上がった「仮面舞踏会マスク」風(ちなみに「ベネチアンマスク」とも呼ぶらしいです)。

リアのディスクローターなどは時計のムーブメントのような精密機械のようで実に美しい。

価格は739万円。でもすでに完売。

ランボルギーニと比べるとお安く感じるかもしれませんが、バイクなのに高級車1台分の価格。バイクはもはやペーパーライダーなので運転は無理~と思ったら、大型二輪免許が必要なようなので、そもそも私には無理なのでした。残念!

(Text & Photo by Yumi Yoshida)