「オールメイド・イン・ジャパン」を貫く、日本を代表するホイールメーカーの「RAYS」と、フォルクスワーゲン/アウディのセレクトショップ「maniacs」とのコラボレーションにより生まれた別注モデル「VOLK RACING G25 GUNMETALカラー」の販売がスタート。その魅力に迫る。

鍛造ホイールに求められるパフォーマンスと美しさを両立するVOLK RACINGの「Gシリーズ」のなかで、2013年のデビュー以来、その優れたデザイン性と機能性によって、スポーツカーからセダン、さらにはミニバンまで、モデルを問わず、メーカーを問わず、国内外で幅広い支持を集めているのが「G25」だ。

その名前からもわかるように、G25はシャープで伸びやかな2×5スポークデザインにより美しさを際立たせた人気のホイールだ。今回、maniacsでは別注カラーの「GUNMETAL(ガンメタ)」をオーダー。ゴルフGTI/R、アウディS3/RS 3を想定した8J×19インチ、インセット45mmと、ローダウン車やビッグブレーキキャリパー装着車を意識した8.5J×19インチ、インセット45mmの2サイズを用意。

通常、このようにサイズ差の少ない設定を行うことはメーカーの既製品では希だが、ユーザーの希望を熟知しているmaniacsでは、専用サイズとしてこの2サイズを用意したのだという。

今回のコラボレーションに関して、RAYSでVOLKRACINGを手がける山口浩司氏と、maniacs代表の山下純一氏に話を伺った。

左:山口浩司氏 右:山下純一氏

山口氏は、「いまのホイールのカラートレンドは、ブラックや、ガンメタでも濃い色という方向です。自動車メーカーもスポーツモデルにマットブラックのホイールを装着してくる。そういった状況のなかで、『もっと自分の個性やスタイルを表現したい』というオファーを、maniacsの山下代表からいただいたんです。この気品のあるガンメタは異彩を放っていますし、こういうのが売れる、受けると僕も確信しています」と語る。

山下氏は、「今回のコラボモデルはゴルフやA3をターゲットにしていますので、白や黒はもちろんのこと、赤、ガンメタ、青といったボディカラーにマッチすると思いますよ」と話した。

白同様、人気が高いボディカラーの黒に対して山口氏は、「意思を持ってカスタムしたいという人は黒を乗る比率が高いんですが、そんな人にはうれしい選択肢になるでしょうね」とコメント。一方、山下氏は、「ブレーキキャリパーとのコントラストも絶妙ですね。黒いホイールに黒いキャリパーだと結構沈むので、それを避けたかった。一方、赤やシルバーのキャリパーならコントラストがいいですので、ドレスアップするうえではお勧めだと思います」と付け加えた。

今回発売されたG25 GUNMETALは、8J×19または8.5J×19ともにPCDが5-112、インセットが45mm。標準でRAYSのセンターキャップが付くが、オプションでフォルクスワーゲンやアウディのセンターキャップを選ぶことも可能だ。

商品の詳細や購入についてはmaniacs WEB SHOPへ。

価格はどちらも34万4000円(税別)。

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