■Golf ■TAKARA(Japan) ■CHORO-Q ■Pullback
ゴルフ5が日本に導入された2005年、「Golf GTIカップ」というレースが始まりました。レース参加へのハードルを下げようと、ナンバー付き車両でレースできるというのがウリでした。ビートルカップ、ルポカップと開催してきた流れでのワンメークレースでした。
しかも、このGTIカップカーはオートマチックのDSGを採用したことで、オートマ免許でも参戦できると注目を浴びたのでした。
当時、基本的には5ドア仕様しか選べず、私も赤いのに乗っていましたが、初めからこのレースに向けモディファイされたGTIは3ドア仕様でちょっと心動かされたものでした。
「チョロQ」といえば過去、空冷VWや初代ゴルフ、カブリオなども製品化されてきましたが、この当時もニュービートルのみならずルポもラインナップされ、ちょっとしたVW祭りでしたね。
さらにこのGTIのチョロQ、なんと3ドア仕様と5ドア仕様の両方をモデル化しています。シルバーのカップカーは実車に倣ってちゃんと3ドアなんですよ。金型というのはかなりコストがかかるものなので、このこだわりっぷりはすごいですね。
特徴的なホイールのデザインまで再現されていたのがオーナーとしてはうれしく、赤、カップカー仕様の他に白、黒、銀もありまして、思わず全色買い求めましたよ。
写真左下のメタリックレッドのものは、私が勝手につくったものなので正式なものではありません。
当時”GTI is Back.”というキャッチフレーズで発表されたゴルフ5 GTIのヤンチャな感じが小さなボディに絶妙に表現された素晴らしいチョロQなのであります。
◆ das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介しています。101回目以降、ゴルフ以外の水冷VWも紹介していきます。