090409-NewGolf.jpg4月9日、フォルクスワーゲン グループ ジャパンは6代目となるゴルフを発表した。販売開始は4月14日。



優れたシャシー性能や高い効率を誇るTSIエンジン+DSGなどにより高い評価を得てきた5代目ゴルフ。これをベースに、デザインのみならず、すべての部分に改良の手を加えることで、新しく生まれ変わったのが6代目となる新型ゴルフだ。

090409-Golf6-HL-Ext.jpg全長4210×全幅1790×全高1485mmのボディは、先代より+5/+30/-35mmとわずかに長く、幅広いだけだが、水平基調のフロントグリルの効果もあって、数字以上にワイド&ローに見える。ワッペングリルに見切りを付けたフォルクスワーゲンにとって、このデザインがこれからの"顔"となるわけだが、クリアでシャープな顔立ちには好感が持てる(写真はTSIハイライン)。
090409-Golf6-HL-Int.jpg一方、インテリアは、各所にゴルフ5の名残をとどめるものの、シリンダータイプのメーターや質感を高めたセンタークラスターなどにより、高級感を増している。そして、見えない部分では、遮音材の追加やウインドーの改良などにより静粛性の向上を狙ったという(写真はTSIハイライン)。
パワートレインは、1.4L TSIエンジンと7段DSGの組み合わせ。エンジンは、ターボのみを装着する"シングルチャージャー"(122ps)とターボとスーパーチャージャーを組み合わせた"ツインチャージャー"(160ps)のふたつが用意される。

ラインアップはシングルチャージャーTSIを積む「ゴルフTSIコンフォートライン」と、ツインチャージャーTSIの「ゴルフTSIハイライン」の2グレードで、10・15モード燃費はそれぞれ16.8km/L、16.2km/Lを誇る。価格はTSIコンフォートラインが275万円、TSIハイラインが312万円。


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090409-Golf6-HL-PDS.jpgパワートレイン以外の違いとしては、よりスポーティで装備充実のTSIハイラインには、アルカンターラ&ファブリックのスポーツシートが標準装着される(写真左上)ほか、17インチアルミホイール(タイヤサイズは225/45R17)、パドルシフト、パークディスタンスコントロールなどがおごられる。パワーレザーシートはTSIハイラインのみにオプション設定される。
090409-Golf6-CL-Ext.jpg一方、エントリーグレードとなるTSIコンフォートラインでも必要な装備はほぼ揃い、革巻ステアリングホイール&シフトレバー、デュアルゾーン・オートエアコン、16インチアルミホイール(タイヤサイズは205/55R16)が標準装着となる。
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なお、フォルクスワーゲン グループ ジャパンはゴルフ6の発売にあわせて、新しいメンテナンスプログラム「Volkswagen Professional Care(フォルクスワーゲン プロフェッショナル ケア)」と「New Service Plus(ニューサービスプラス)」を導入すると発表した。プロフェッショナル ケアは新車登録から3年間、法定1年点検やメーカー指定点検、定期交換部品の交換工賃が無償となるプログラム。また、ニューサービスプラスは、プロフェッショナル ケアで対象となる部品やその他の消耗部品を定額(3万9000円)でパッケージするものだ。「輸入車はお金がかかる」というユーザーの不安を払拭するにはおおいに役立つに違いない。

(Text By S.Ubukata)

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