恥ずかしながら、Golf8を試乗したときには気づかず、実際に買ってから知ったことがあります。それが車両の「自動解錠」機能です。

画像1: 【Golf8 eTSI Style】買うまで知らなかった「自動解錠」という便利な機能

Discover Proで「車両」の内容を眺めていたときのこと。センターロッキングシステムの設定に「車両に近づいた時に開錠する」という項目を発見しました。取扱説明書を確認すると、「車両を自動で解錠することができます。そのために、インフォテイメントシステムで機能が“ON”になっていて、リコモンキーが車両の近辺にある必要があります」という記述がありました。

「開錠」と「解錠」が混在している……というのはさておき(笑)、この機能を有効にしておくと、リモコンキーを持ってクルマに近づくと、フロントのドアハンドルに触れたり、リモコンキーのボタンを押したりしなくても、自動的にロックが解除されるのです。そういえば、Golf8を試乗しているとき、ロックが勝手に開いたことがあって、「うん?」と思ったことがありましたが、それは偶然や誤動作、気のせい、あるいは“フォースの乱れ”だろうと自分に言い聞かせていました(笑)

画像2: 【Golf8 eTSI Style】買うまで知らなかった「自動解錠」という便利な機能

さっそく機能を有効にしてしばらく使ってみました。ときには開いてほしくないときに解錠されますが、ドアを開けずに放っておくと自動的に施錠されるので安心です。

ただ、ひとつ困ったことが……。あたりまえのことですが、開けたカギは閉めなければなりません。それがドアの場合はフロントのドアハンドルに触れれば済みますが、テールゲートのときはちょっと面倒くさい……。

何をいっているのかわからないと思いますので、もう少し詳しく説明します。自動解錠を無効にしている場合、リモコンキーを持っている状態でテールゲートのVWマークを操作すると、テールゲートだけを開けることができます。荷物を出し入れしたあとテールゲートを閉めると、車両が施錠されます。これが意外に便利!

画像3: 【Golf8 eTSI Style】買うまで知らなかった「自動解錠」という便利な機能

ところが、自動解錠が有効な場合、車両に近づいただけで、テールゲートを含めてすべてのロックが解錠されるのはいいのですが、テールゲートを開け、荷物を出し入れし、テールゲートを閉めただけではロックは解錠されたままです。施錠するには、クルマのうしろ側から横に移動してフロントのドアハンドルに触れるか、わざわざリモコンキー取り出して操作する必要があるのです。テールゲートに施錠用のスイッチがあれば、面倒ではなくなるのですが。

つまり、テールゲートを開け閉めして、荷物を出し入れする場合にかぎれば、自動解錠を無効にしていたほうがラクということになります。結局、私の場合は、荷物を出し入れするときを重視して、自動解錠を無効にしています。

にもかかわらず、たまに勝手に開いてしまうのは、はやりフォースの乱れでしょうか(笑)

(Text by Satoshi Ubukata)

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