■Golf ■Solido (France) ■1/18 ■customized

左ハンドルのゴルフを、右ハンドル仕様に。

先般取り上げたオーストリアのゴルフ館長・ヨーゼフのところで、「Kenji、こんなのあるぞ」と教えてもらったフランス製のゴルフ。

イエローは持っていましたが、水色が出ていたとは知りませんでした。

画像1: Golfgang Nr.258 : Golf

わが家のミズイロ号は“フロリダブルー”、このミニカーはやや濃い目の“モナコブルー”とのことですが、「4ドアで水色」いうのはもうほとんど愛車なので、帰国後すぐにフランスから取り寄せました。

ホイールも一緒なので、そのままでも十分愛車の雰囲気ではありましたが、眺めているうちに色々やりたくなってしまいました。

元のミニカーは1977年式の設定でメッキバンパーですが、ウチのは1980年式で樹脂バンパーなので、これをまず3Dプリントで自作し換装。すると今度は真っ黒なシートが気になり、チェック柄のデカールをつくり愛車仕様に。

また、片側しかついてなかったバックミラー、ボディサイドのガーニッシュをプラ板で製作しました。

まぁそうするだろうな、と予想はしておりましたが、3Dプリンタがかなり使えるツールになったこともあり、ダッシュボードの右ハンドル化に挑戦。

まず「Fusion360」というソフトでCADデータをつくりテストプリント。“現物あわせ”で細部を調整後、再度プリントしたものを塗装しはめ込みました。

クラッチ、ブレーキ、アクセルは元のパーツを移植、無事“右ハン”仕様になりました。

画像7: Golfgang Nr.258 : Golf

おっと、忘れちゃいけない、ワイパーも右用を3Dプリントし移設しています。あとはWOBのライセンスプレートに変えて——右ハンにしたのにそこはユーロプレートかい!——改造計画コンプリート。

画像8: Golfgang Nr.258 : Golf
画像9: Golfgang Nr.258 : Golf

◆ das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介しています。101回目以降、ゴルフ以外の水冷VWも紹介していきます。

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