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■Golf

■Stahlberg (Finnland)

■1/20


ムーミンとサンタの故郷、フィンランド。今回は、なんとも珍しいフィンランド産のゴルフです。

 ラインナップの多くは同じスカンジナビア製、つまりVOLVOとSAABですが、なぜだか初代ゴルフが強力にラインナップされています。

プラスティックとビニールの中間のような、柔ら堅い材質で、スケールモデルとトイのこれまた中間的存在ですが、プロポーションがとてもよく、お気に入りの一台です。サイズも独自の1/20というちょうど良い大きさ。

ボディカラーは、成型色そのままですが、そこがまたホノボノとしていて良いのです。カラーバリエーションが結構あり、私は8色ほど集めましたが、メタリックブルーのものを現在も捜索中です。

写真のはゴルフ1の中でも初期の鉄バンパー仕様ですが、ウレタンバンパーのタイプも存在します。

ホイールもよくできていて、真ん中の黒いキャップにはちゃんとVWロゴが刻印されています。

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もうひとつ、フロントにもリヤにも泥よけが装備されているのもチャームポイント。ラリーカーならあたり前ですが、こういう素のモデルで泥よけが表現されているのは珍しいのではないかと思います。ここにも、きちんと、VWロゴの刻印。

ゴルフ1だから、この質感が似合うのかもしれませんが、こういうつくりで、ゴルフの全世代をつくってほしいなぁ。子供が遊んでも壊れないし、可愛さとスケール感を兼ね備えたとてもいい玩具だと思います。

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◆ das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介してゆきます。101回目以降、ゴルフ以外の水冷VWも紹介していきます。

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