090316-R15-01.jpg 今年のルマン24時間耐久レースにアウディが投入するニューマシーン「Audi R15 TDI」が、3月21日にアメリカで開催される「セブリング12時間」でレースデビューを果たす。
090316-R15-02.jpgAudi R8により5度、ディーゼルエンジン搭載のAudi R10により3度の勝利をルマン24時間レースで手にしたアウディが、今年は第2世代のディーゼルレーシングスポーツカー「Audi R15 TDI」でルマンに挑む。
090316-R15-03.jpgR15 TDIはエアロダイナミクスを改善したデザインと小型軽量のエンジンが特徴。エクステリアはノーズやテールパイプが高い位置に設定されたほか、テールランプやヘッドランプにLEDを採用するなどして、R10との違いを際だたせている
090316-R15-04.jpg一方、エンジンは、R10がV12エンジンを搭載したのに対し、R15 TDIでは軽量・コンパクトで低燃費のV10 TDIを採用。その性能は600ps/1050Nm以上といわれる。
アウディは3月21日に開催されるセブリング12時間レースに2台のR15 TDIを投入。デビュー戦となるこのレースで、R15 TDIの仕上がりを確認し、ルマンに向けての課題を洗い出すのが目的だ。 LMP1クラスでは、アキュラ(ホンダ)やプジョーがライバルとなるが、過去10戦8勝のアウディが勝ち星を増やせるかどうか、大いに注目だ。 なお、アウディは6月13日と14日に開催されるルマン24時間には3台のR15 TDIで挑む予定で、こちらも9勝目の期待がかかる。

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(Text by S.Ubukata)

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