100907-Tiguan-03.jpg2010年9月7日、フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、ティグアンに7速DSGを搭載するとともに、ラインアップの変更を実施し、同日より販売を開始した。

写真は新グレードの「ティグアン ライストン」。

これまでティグアンは、オフロード指向の高い「トラック&フィールド」、オンロード重視の「スポーツ&スタイル」、そしてスポーティな「R-Line」の3グレードのラインアップだったが、トラック&フィールドとスポーツ&スタイルは在庫限りで販売を終了。代わりに、スポーツ&スタイルのエクステリアやインテリアを受け継ぎながら、トラック&フィールドの2L 170psエンジンを搭載する「ライストン(Leistung)」を設定した。ちなみに、ライストンとはドイツ語で「性能」「効率」を意味する。

100907-Tiguan-01.jpgR-Lineについてもエンジンを170ps版に変更。価格はライストンが385万円、R-Lineが421万円である。
100907-Tiguan-02.jpg注目したいのは、トランスミッションが6速ティプトロニックから7速DSGに変更されたことだ。この7速DSGは新開発の湿式多板クラッチタイプで、許容トルクがなんと600Nm! ヨーロッパではすでにFF仕様のT5に搭載されており、今後ハイパワーモデルや重量級車両への展開が予定されている。
8speednetでは、近日中にこの新ティグアンを試乗予定。果たしてどんなクルマに生まれ変わったのか、試乗が楽しみである。

(Text by S.Ubukata)

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