140927-GolfAT-01.jpgフォルクスワーゲンAGは、10月2日に開幕するパリサロンに、「ゴルフ オールトラック」を出展する。
「パサートヴァリアント」にSUVをイメージしたデザインとフルタイム4WDを与えたクロスオーバーモデルが「パサート オールトラック」。その第2弾として、「ゴルフヴァリアント」をベースに企画されたのがこの「ゴルフ オールトラック」だ。

そのエクステリアは標準モデルとは明らかに異なる。グレーのプロテクションがホイールアーチやバンパー、サイドシルに施されるとともに、アンダーガードを備えた前後パンバーも専用デザインを採用している。オフロード走行を容易にするために、最低地上高は20mm上げられた。

さらに、ラジエターグリルをハニカムデザインにしたり、「Alltrack」のバッジを装着するなど、その違いは細部に及ぶ。

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フルタイム4WDの4MOTIONを採用するのも、オールトラックの特徴だ。通常はFFに近い状態で走行するが、必要に応じて最新世代のハルデックスカップリングにより後輪にトルクを配分する。

さらに、滑りやすい路面状況などでホイールスピンが生じたときに、ESCによりブレーキをかけることでトラクションを回復する4輪EDSを採用。また、ドライビングプロファイルにオフロードモードが追加され、ヒルディセント機能などが利用できるようになる。

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エンジンはガソリンのTSIが1タイプ、ディーゼルのTDIが3タイプ。TSIは180psの1.8 TSIで、6速DSGが標準搭載となる。

ヨーロッパでのゴルフ オールトラックの発売は2015年春の予定だ。

(Text by S.Ubukata)

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