150225-Touran-01.jpg2015年2月24日、フォルクスワーゲンAGは、ウォルフスブルクのアウトシュタットで新型「トゥーラン」を報道陣に公開した。
ゴルフと基本設計を共有するコンパクトミニバン「トゥーラン(日本名:ゴルフトゥーラン)」がデビューしたのは2003年のこと。その後、2006年と2010年にフェイスリフトを行い、これまでに190万台を販売したドイツのベストセラーMPVがフルモデルチェンジを実施した。

新型トゥーランは、ゴルフ7同様、MQBをベースにつくられており、その中身は一新されている。エクステリアは、最新のフォルクスワーゲンデザインを採り入れ、フロントマスクは直線基調のシャープなデザインに。オプションでLEDヘッドライトが選べるのも見逃せない。

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ボディサイズは全長4527×全幅1814×全高1628mmで、先代に比べて全長が130mm長くなった。これにともないホイールベースも113mm伸びて2791mmに。その一方で、車両重量は先代に比べて62kg軽量となっている。

テールゲートは電動式で、キーレスエントリー搭載車ではキーにタッチすることなくテールゲートを開けることができるイージーオープン機能が搭載される。

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ダッシュボードはよりスポーティになり、センタークラスターをドライバー側に傾けるドライバーオリエンテッドなデザインが採用されている。

先代同様、トゥーランには5人乗り仕様(2列シート)と7人乗り仕様(3列シート)が用意され、3列目に加えて2列目も床下に収納が可能となった。2列目にチャイルドシートを3基装着できるというのもトゥーランならではの機能だ。

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エンジンは、ガソリンが1.2 TSI(110ps)、1.4 TSI(150ps)、1.8 TSI(180ps)の3タイプ。さらに、3種類のTDIが設定されている。

ゴルフ7同様、安全装備やアシスタンスシステムも充実。フロントアシストプラスやアダプティブクルーズコントロール、マルチコリジョンブレーキ、サイドアシストなどが用意される。

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さらに、スポーティな内外装が魅力のR Lineも用意される。ヨーロッパでは2015年9月からデリバリーが開始となる。

(Text by S.Ubukata)

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