100827vwlogo001.jpgのサムネール画像2015年3月2日、フォルクスワーゲンAGのProf. Dr.マルティン・ヴィンターコルンCEOがスピーチを行い、「フォルクスワーゲンはいまや、技術革新のシンクタンク(一大拠点)となっています。私たちは、テクノロジー開発を通じて、未来への道を切り拓こうと しているのです」と述べた。
ヴィンターコルンCEOは、ちょうど1年前のジュネーブで「フューチャートラックス(未来へつながる道)」プログラムの開始を宣言した。フューチャートラックスは、自動車産業の未来に関わる課題を解決するために技術革新を推し進めるプログラムで、フォルクスワーゲンでは4万6000人の研究開発者と1万人以上のIT専門家が、未来のモビリティのために日々努力を続けているという。

2014年、フォルクスワーゲンはこれを含めた研究開発に総額115億ユーロを投資。ヴィンターコルンCEOは「フォルクスワーゲンは"フューチャートラックス"プログラムにより自動車の技術革新の先頭に立とうとしている」と述べた。

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さらにヴィンターコルンCEOは、「フォルクスワーゲンにおいて、テクノロジーは決して自己完結するものではなく、お客様を含む人々の役に立つものです。テクノロジーのおかげで、 ドライビングはより安全になり、快適になり、資源の無駄も減り気候保全にも繋がっています。 またテクノロジーによって、自動車とデジタルの世界も結び付けられることになります」と説明。

ちなみに、Appleなどの企業がクルマを開発しているとされることについては、「私は Apple や Google といった企業が自動車に興味を持ち始めたことを、大いに歓迎しているのです。それは、今後自動車が、デジタルに精通した人々に、より広く受け入れられる可能性があるからです」と話している。

(Text by S.Ubukata)

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