180320-Polo%20News-2.jpg2018年3月20日、フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、6代目となる「ポロ」を発表・発売した。

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2017年10月の東京モーターショーでジャパンプレミアを果たした新型「ポロ」が、ついに発売になった。

ポロは1975年に初代がデビューし、1981年にモデルチェンジした2代目が限定的に正規輸入されている。そして、1994年登場の3代目が1996年から本格導入されると、輸入コンパクト市場の人気モデルとして累計25万台以上を販売し、その地位を確かなものにしていった。

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「ゴルフ」に次ぐこの重要なモデルが約8年ぶりにフルモデルチェンジを実施し6代目へと進化した。

新型ポロは、横置きエンジン用のモジュールコンセプト「MQB」を採用することで、優れたボディ剛性や高い安全性を確保するとともに、ボディサイズの拡大により快適な居住空間を提供。さらに、最新のインフォテインメントシステムを搭載することで、「つながるコンパクトカー」となったのが特徴だ。

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精悍なデザインのヘッドライトや、ボディサイドを走るシャープなキャラクターライン、台形のLEDリヤコンビネーションライト、リヤディフューザーなどによって、新型ポロのエクステリアはよりスポーティに生まれ変わった。

ボディサイズは、全長4060×全幅1750×全高1450mm。全長が65mm伸びて4mを超えるとともに、全幅も65mm拡大の1750mmとなり、日本の3ナンバーサイズとなった。一方、全高は10mm低い1450mmとなったことから、旧型に比べて"ワイド&ロー"の印象となっている。

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インテリアは、水平基調のダッシュボードデザインを採用することで、旧型から大きく印象を変えている。さらに、ダッシュボード中央には、メーターパネルと同じ高さにガラスで覆われた純正インフォテインメントシステムを配置して、見やすさと上質さを両立している。

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純正インフォテインメントシステムは、ナビゲーション機能のない「Composition Media」が標準装着。オプションでナビゲーション機能を有する「Discover Pro」を用意する。スマートフォンと連携する"App-Connect"は両者に、テレマティックス機能の"Guide&inform"はDiscover Proにのみ搭載される。

80mm伸びて2550mmとなったホイールベースのおかげで、後席のスペースも拡大した。

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ラゲッジスペースは71L増の351Lを確保する。

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エンジンは1L直列3気筒ターボの1.0 TSIの1種類。最高出力70kW(95ps)、最大トルク175Nm(17.9kgm)のスペックは、旧型に搭載された1.2L直列4気筒ターボの1.2 TSIをともに上回る。

トランスミッションは乾式単板クラッチ式の7速DSGを採用し前輪を駆動。JC08モード燃費は19.1km/Lを達成する。

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MQBの採用により、先進安全技術が多数搭載されているのも新型ポロの特徴である。プリクラッシュブレーキシステム"Front Assist"はもちろんのこと、アダプティブクルーズコントロール"ACC"、後方死角検知機能のブラインドスポットディテクション、後退時警告・衝突軽減ブレーキのリヤトラフィックアラート、さらには、駐車時に自動的にステアリングを操作する駐車支援システム"Park Assist"などを用意している。

ラインアップは、ベース仕様の「ポロTSIトレンドライン」、オートライト、リヤビューカメラ、2ゾーンフルオートエアコンなど装備を充実させた「ポロTSIコンフォートライン」、LEDヘッドライトやフォグライト、アダプティブクルーズコントロール、195/55R16インチタイヤ+6.5J×16インチアルミホイールなどを装着する最上級グレード「ポロTSIハイライン」の3グレード。

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ボディカラーは、エネジェティックオレンジメタリック、リーフブルーメタリック、アイボリーホワイト、ホワイトシルバーメタリックの新色に加えて、ピュアホワイト、フラッシュレッド、ディープブラックパールエフェクト、リフレックスシルバーメタリックの計8色が用意される。

価格は以下のとおり。

・ポロTSIトレンドライン......209万8000円
・ポロTSIコンフォートライン......229万9000円
・ポロTSIハイライン......265万円

(Text by S.Ubukata)

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