101224ogu001.jpg来年のGTI Cup Japanはどうなるのだろう。聞くところによると、今年同様、全国転戦の年間4戦が予定されているようだが、新たな展開もありそう。ここでは、オグラの希望的観測を語ってみたい。


■できればいいな、ポロ GTIクラス

今年、2010年のGTI CUPは、例年に比較するとちょっと淋しいものだった。マシンは市販の4ドアGTIがベースとなり、それにいくつかの指定部品を装着することで参加可能としたものだったが、残念ながら参加台数はそれほど伸びず、ゴルフ5のクラスを含めて最大で12台というエントリー。広いサーキットに12台というのは、見る側にも飽きたらなさを感じさせた。

そこで、提案したいのが、ノーマルクラスの開設だ。ほとんどすべてをオリジナルのままとして、ロールケージ他の安全装備の装着だけを義務づける。タイヤはSタイヤではなく、ラジアルまでとする。そうすると、チューニングへの投資は少なくなって、より参加コストは低くなるはず。ゴルフ6の完成度の高さはよく知られるところで、ノーマルのままでも十分レースを楽しめるものと思われる。車体制御の電子デバイスをなるべく働かせないようにするのが、速く走らせるコツか?

夢見がちなオグラ(?)としては、もうひとつ提案しておきたい。それは、ポロ GTIクラスの開設だ。ポロ GTIの速さは驚くべきものがあって、ゴルフ GTIに匹敵せんばかりのパフォーマンス。これも、オリジナル状態を基本として、ロールケージなどの安全装備だけを装着すれば、参加可能とする。車両価格がゴルフに較べれば低いこともあって、より多数の人の参加が望めるのではないだろうか。

いずれにしても、各クラスが独立してレースを成立させるのは難しいだろう。そこで、混走ということになるが、それはそれでドライバーもスペクテイターも面白いレースになると思う。どうだろうか?

This article is a sponsored article by
''.