180601-Cacazan-000.jpg「The Rally - Amazing Moment -」の開催が翌日に迫った6月1日、最後の準備のためmaniacsSTADIUMへ。
さっそく行った作業がタイヤ交換。「912」 には、サイズこそオリジナルと同じ165HR15のタイヤが装着されていましたが、無名のメーカーでいつ交換したのかもわからない代物でした。

そこで、当時装着されていたといわれる「180601-Cacazan-35.jpg
ちなみに、XASは、いまや乗用車用としてはほとんど使われていない、タイヤの中にチューブを入れて使う「チューブタイプタイヤ」。装着には別売りのチューブが必要です。さらに、チューブタイプタイヤ用のホイールも手に入れました。

しかし、苦労のかいあって、フロントの接地感やスタビリティが格段に向上。「50年前のクルマってこんな乗り味だったのか!」と感慨もひとしおです。クラシックカー文化を支えるミシュランに感謝!

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そしてもうひとつ、こだわりのドライビンググローブブランドの「180601-Cacazan-22.jpg
CACAZANは素材選びの段階からこだわるハンドメイドのドライビンググローブブランド。その魅力については180601-Cacazan-1.jpg
このあと、表皮や裏地、ステッチなどの色を選んでいきます。

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須田さんはグリーンとボルドーに、ターコイズのステッチを組み合わせました。下の写真が出来上がりの様子です。さらに、今回はCACAZANの山型ロゴを配置し、特別な一品に仕上げてもらいました。

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一方、私は、912のボディカラーやウッドステアリングにあうキャメルとベージュの組み合わせにしました。

ステッチはオレンジを選んだのですが、これがメーターの針と偶然同じ色だったのには驚きました(笑)

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実際にウッドステアリングホイールを操作してみると、素手ではべたついた感じがあるのに対し、ドライビンググローブをはめると、当然そのべたつきはなく、ステアリングホイールをしっかりと握ることができました。しかも、グローブをしても手が蒸れないのは、暑い時期には助かりそうです

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車両整備に話を戻すと、フロントフードとエンジンフードのストラットが劣化し、支えられなくなっていたので、新品パーツに交換しました。

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フロントフードは左右2本を交換。これで"つっかえ棒"は不要になりました(笑)

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リヤは1本だけで支えられています。新品に替えたことで、エンジンフードが簡単に持ち上がるようになりました。

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作業終了後、912オーナーやメカニックと、運転するうえでの注意点などを確認し、この日のスケージュールは終了。これでなんとか準備が整いました!

あとはイベントを思いっきり楽しむだけです! 

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(Text & Photos by S.Ubukata)

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