Audiは、2019シーズンのDTM用に2L直列4気筒ターボを開発、Audi RS 5 DTMに搭載する。

画像1: AudiがDTM用2Lターボエンジンを開発

日本のSUPER GTとドイツのDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)は、共通の車両規則「クラス1」を策定し、マシーンの共通化を進めている。2019年のDTMは、このクラス1規定に則った車両で争われることになり、搭載するエンジンがこれまでの自然吸気の4L V8から、2L直列4気筒ターボへ変更になった。

新開発の2L TFSIエンジンは、最高出力が610psを上回り、従来の4L V8に比べて100ps増としながら、重量は約半分の85kgに抑えられている。ブーストアップにより、30秒間だけプラス30psが得られる“push-to-pass”にも対応。ガソリンは市販のハイオク(98 RON)を使用している。

画像2: AudiがDTM用2Lターボエンジンを開発

一方、日本のSUPER GTはすでに2Lターボエンジンを導入済みで、2020年のモノコックの変更によりクラス1に適合したマシーンに変わる。2019年にはSUPER GTとDTMの交流戦も開催される見込みで、2Lエンジンを積むAudi RS 5 DTMの勇姿が日本で見られるかもしれない。

画像3: AudiがDTM用2Lターボエンジンを開発

(Text by Satoshi Ubukata)

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