2019年1月12日、モロッコのマラケシュでフォーミュラE第2戦が開催され、アウディ カスタマーチーム「Envision Virgin Racing」の2台が表彰台を獲得した。

予選ではEnvision Virgin Racingのサム・バードがポールポジションを獲得。また、ロビン・フラインスは8番手からのスタート。一方、アウディ ファクトリーチームのTeam Audi Sport ABT Schaefflerは、ルーカス・ディ グラッシが11位、ダニエル・アプトが16位と苦戦を強いられた。

画像1: 【Formula E Rd.2 Marrakesh】アウディ カスタマーチームの2台が表彰台を獲得

決勝では、フラインスがジェローム・ダンブロシオ(マヒンドラ・レーシング)にコンマ143秒及ばず2位でゴール。これにサム・バードが3位で続いた。

画像2: 【Formula E Rd.2 Marrakesh】アウディ カスタマーチームの2台が表彰台を獲得

一方、ディ グラッシとアプトは追い上げを見せて、それぞれ7位と10位でゴールし、フラインスやダンブロシオとともにポイントを獲得した。

画像3: 【Formula E Rd.2 Marrakesh】アウディ カスタマーチームの2台が表彰台を獲得

レース後、ディ グラッシは、「クレイジーなレースでした。ポジションを挽回した後、トップのマシンを射程圏内に捉えたのですが、セーフティカーが導入されたために戦略が狂ってしまいました。しかし、7位とファステストラップを記録することができたので、手ごたえを感じています」とコメント。

一方、アプトは、「素晴らしいスタートを切ることができました。その後は、すべてが良い感触でした。7番手までポジションを上げて、上位グループに迫りました。しかし、初めてアタックモードを有効にした後に、突然機能を使用できなくなってしまいました。この原因を解明する必要があります」と語った。

アウディ モータースポーツ代表のディーター・ガスは、「第2戦でも非常にスリリングなレースが展開され、アウディは素晴らしい結果を残しました。カスタマーチームEnvision Virgin Racingのロビン・フラインスとサム・バードが2位と3位でフィニッシュしました。ファクトリーマシンのステアリングを握るルーカス(ディ グラッシ)とダニエル(アプト)は、素晴らしいスタートを切ったのですが、レース後半で苦戦してしまいました。なぜ彼らのペースが落ちてしまったのかを解明する必要があります」の述べている。

フォーミュラE第3戦は、1月26日にチリのサンティアゴで開催される。

(Text by Satoshi Ubukata)

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