161017-Yumi-02.jpg今年のWEC富士6時間耐久レースは、ポールポジションの8号車「Audi R18」が、214周でトップを6号車の「Toyota TS050 - Hybrid」に明け渡し、その後、猛烈な追い込みを見せながら、わずか1秒差で2位フィッシュ。Audiファンにはちょっと残念な結果となりました。
ちなみに6時間のレース中、実は私、別の意味でエンジョイしていました!

というのは今回、私がいたのはAudiのVIPルーム「アウディ・レーシング・ラウンジ」。
ここはアウディ ジャパンが特別なお客様をご招待する素敵な空間。
なにしろ開催された富士スピードウェイの駐車場からレーシングラウンジまでは「Audi S8」のシャトル。もちろんドライバーさんがドアの開け閉めまでやってくれます。

そして「アウディ・レーシング・ラウンジ」ではスペシャルなプログラムが目白押し。

素敵なお食事などが楽しめるのはもちろんのこと、決勝レースの直前に「Audi Sport Team Joest(アウディスポーツ チーム ヨースト)」のアンドレ・ロッテラー選手とマルセル・ファスラー選手がご挨拶に来てくれ、一緒に写真を撮ったり、サインにも応じてくれたりというスペシャルさ。

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また「アウディ・ピットツアー」ではレース中にAudi Sportの担当者がピットを案内してくれます。

残念ながら写真はNGですが、予備タイヤなどがあるテントと、スペアパーツやカーボンなどが置かれているテントを見学。WECにはエンジニアとメカニックが合計で65人が従事し、その数は半々。タイヤは1本22kg。使用前には90〜100℃に温めて使用します。タイヤは3種類用意されています。もちろんミシュラン製です。

ホイールのナットを締めたり緩めたりする「ホイールガン」の重さや、チームの個性が表れる今シーズンの「ステアリング」を体感させていただいたり。

ちなみにAudi R18はディーゼル・ハイブリッドのマシーンですが、もうひとつの特徴が「quattro」。これは4WDとして安定した走りをするだけではなく、ハイブリッドでのロスを減らして10秒ものタイムアップが可能な、非常に相性がいいものだとか。

また、モーターならではの制御のお陰で、ABSやモーターの制御、タイヤの摩耗などを検知することができるそうです。

「クラブ・シャトル」は、これまたレース中にサーキットでの見どころ巡りをするプログラム。私も1コーナーやシケインなど、ふだんなかなか行けない場所で、WECの迫力を改めて体感。

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レース観戦以外の楽しみも満載の今年のWEC富士のレース。Audiはルマン24時間レースでもゲストを飽きさせないプログラム目白押しですが、その"おもてなし"の精神は、常に全力疾走のようです。

(Text by Yumi Yoshida)

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