170415-A1 part2-5.jpg「Audi A1 Racer」で戦う「Audi A1 Fun Cup」は、予選、決勝ともに4月16日(日)に行われるワンデイレースですが、私は前日の15日(土)に富士スピードウェイに入りました。 4月15日、16日の2日間にわたり行われる「170415-A1 part2-1.jpg
ピットの中を覗くと、すでに4台のAudi A1 Racerが収まっていて、170415-A1 part2-2.jpg
ところで、レースに参加するにあたっては事前のエントリーに加えて、レースウィークにサーキットで参加受付を行う必要があります。また、練習走行に参加するためには、走行券を買わなくてはならず、慣れていないと意外に"あたふた"しがち。

しかし、そういった面倒な手続きをすべて170415-A1 part2-6.jpg
さっそく練習に集中......といきたいところですが、周囲のクルマが気になって、それどころではありません。翌日の予選/決勝は、Audi A1 Racerに加えて、スターレット(EP82)やヴィッツ(SCP10)、デミオ(DE5FS)の24台が混走することになるのですが、この練習走行では、さらに86やマツダロードスター、それにシングルシーターのVITAといったラップタイムの速いマシーンも加わり、気がつくと背後に迫っているという状況なのです。

それだけに、前以上に後ろにも気を配らなければならず、速いクルマの邪魔をしないことばかりに気を取られる始末。それでも、メインストレートでは200km/h以上の最高速が確認できたし、そこから1コーナーに向けてのブレーキングも練習できました。一方、100Rと呼ばれるコーナーや終盤のコーナーが続くセクションは攻めあぐねる状態。Audi A1 Fun Cupでトップ争いが予想される104号車の塚本奈々美さんと101号車の渡辺圭介さんが、厳しい環境下で2分14秒台という素晴らしいタイムを叩き出す一方、私は20秒を切れずに練習走行を終えることになります。

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それでも、無傷でマシーンをピットに戻すことができたことにホッとした私。脱力してボーっとしている私とは対照的に、すぐにメカニックがマシーンのメインテナンスに取りかかります。

走ることだけに集中できるシアワセ......その割にタイムが縮まらないのが歯がゆいのですが、ともかく無事に1日目が終わり、宿に向かう途中、ロースカツ定食を食べながら、予選、決勝での健闘をひとり誓う私なのでした。

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(Text by Satoshi Ubukata / Photos Junya Sasaki, Satoshi Ubukata)

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