120920-A3SB-21.jpg2012年9月20日、アウディAGは新型アウディA3スポーツバックの写真を公開した。

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パリサロンの開幕を翌週に控えた9月20日、アウディは新型アウディA3スポーツバックの概要を明らかにした。

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新型A3スポーツバックは、全長4310×全幅1780×全高1425mmと、旧型に比べてわずかにボディサイズを拡大しながら、「Audi ultra」と呼ばれる軽量化技術によって90kgの軽量化を実現している。

エクステリアは、最新のアウディデザインの文法にのっとり、ひと目でアウディとわかるスタイルに仕上げられている。フロントは、上部コーナーの角を落とし たシングルフレームグリルとLEDポジショニングランプに彩られたフロントマスクがアウディファミリーの一員であることを強くアピール。バイキセノンヘッ ドライトに加えて、LEDヘッドライトも用意される。

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サイドビューは、上級モデル同様、ショルダーライン、トルネードライン、ダイナミックラインの3本のラインがスポーティさと躍動感を印象づける。6ライトのウインドーグラフィックもアウディらしさを特徴づけている。

彫刻的にデザインされたリアビューは、横長の分割型のテールライトがワイド感を強調。LEDテールライトもいまやアウディには欠かせないアイテムだ。

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インテリアは、アウディらしいシンプルでクリーンなデザインが特徴。ダッシュボードに配置された4つのエアベントはジェット機のエンジンをイメージしたデザイン。グレードにより、アルミのデコラティブパネルやLEDインテリアライトなどが装着され、上質な雰囲気をさらに高めている。センターコンソールをドライバー側に向けた"ドライバーオリエンテッド"なデザインにより、ドライバーの包まれ感を高めているのも特徴のひとつだ。

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ホイールベースは旧型よりも58mm長い2636mm。後席の居住性はさらに高まっている。ちなみに、スポーツバックのホイールベースは3ドアに比べて35mm長い。
 
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120920-A3SB-22.jpgラゲッジスペースは380Lの容量を確保。リアシートを倒せば1220Lまで拡大できる。ラゲッジフロアは上下2段の位置調整が可能だ。
120920-A3SB-26.jpgガソリンエンジンは1.2 TFSI(105ps)、1.4 TFSI(140ps)、1.8 TFSI(180ps)の3種類。1.4 TFSIは、巡航時などあまりパワーを必要としないときに2気筒を休止するシリンダーオンデマンド(COD)を搭載する。また、1.8 TFSIにはバルブタイミングとリフト量を調整するアウディ バルブリフトシステムを採用した。
駆動方式は1.2 TFSIと1.4 TFSIがFF、1.8 TFSIがクワトロとなる。組み合わされるトランスミッションは標準が6速マニュアルで、オプションで7速または6速Sトロニックを選ぶこともできる。

ご存じのとおり、新型A3スポーツバックはフォルクスワーゲングループの新しいプラットフォーム「MQB」を採用する。サスペンションは前がマクファーソンストラット、後ろが4リンク。オプションで電子制御ダンパーの「マグネティックライド」が用意される。また、アウディ ドライブセレクトの設定もある。ステアリングは電動パワーステアリングを用いた。

120920-A3SB-27.jpgインフォテインメントシステムにも力が注がれ、MMIによりオーディオやナビゲーションシステムの操作が可能。MMIコントローラー上にタッチパッドを搭載したのが新しい。インターネットや道路インフラとの情報をやりとりする「Audi connect」の利用も可能である。
アダプティブクルーズコントロールやサイドアシスト、アクティブレーンアシスト、パーキングアシスト、低速時の自動ブレーキなど、ドライバーアシスタンスシステムが多数用意されているのも新型A3スポーツバックの特徴だ。

デザイン、シャシーを一新し、最新のテクノロジーでクルマとしての魅力を高めた新型A3スポーツバック。ドイツでは2013年2月の発売が予定されており、価格は2万2500ユーロ(約230万円)からの設定となる。

日本上陸がいまから楽しみだ。

(Text by Satoshi Ubukata)

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