180116-FE-04.jpg2018年1月13日、モロッコのマラケシュで開催されたフォーミュラE第3戦で、Team Audi Sport ABT Schaefflerのダニエル・アプトがポイントを獲得した。 5番グリッドからスタートしたルーカス・ディ グラッシは、序盤にひとつポジションを上げて4位を走行していたが、マシーントラブルにより8周目にリタイヤを喫してしまう。

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一方、8番手スタートのダニエル・アプトは、一時4番手までポジションを上げたものの、他車との接触がレーシングアクシデントと認められず、ドライブスルーペナルティを受けることに。これにより14番手までポジションダウン。その後の追い上げにより10番手に浮上し、貴重な1ポイントを手に入れた。

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優勝はマヒンドラ・レーシングのフェリックス・ローゼンクビスト。

レース後、チーム代表のアラン・マクニッシュは、「良い結果を期待していましたが、不本意な1日となりました。マシーンは速かったのですが、ルーカスのマシーンに技術的な問題が発生してとても早い段階でレースが終了してしまいました。トラブルに関しては今後解析する必要があります。そのトラブル発生とほぼ同時に、ダニエルのマシーンがアレック・ リンと接触しました。私はレーシングアクシデントだと思いましたが、ダニエルにはドライブスルーペナルティが課せられてしまいました。ペナルティの後も力強いペースで走行していましたが、フルコースイエローによって35秒をロスしたために、すべてのチャンスを失ってしまいました」と語った。

また、Audi Motorsport代表のディーター・ガスは、「マシーンは素晴らしいパフォーマンスを見せていたので、今日の結果は残念でなりません。しかし、逃したチャンスを嘆いても仕方ありません。しっかりと前を向いて、次戦のチリで良い結果を出せるように全力を尽くします」と述べた。

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第4戦は2月3日(土)にチリのサンディアゴで開催される。

(Text by Satoshi Ubukata)

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