120610-Sepang-09.jpg2012年6月9日〜10日、SUPER GT第3戦「SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA」がマレーシアのセパン・インターナショナルサーキットで開催された。 SUPER GTでは唯一海外で開催されるマレーシア戦、9日の予選、GT300クラスは#33 HANKOOK PORSCHEの影山正美選手が2分4秒262のコースレコードを叩き出してポールポジションを獲得。これを、#87 JLOC ランボルギーニと#911 ENDLESS TAISANが追うかたちになった。

アウディR8勢は、#11 GAINER DIXCEL R8 LMS(田中/平中組)が15位、#99 Racerbook Audi R8 LMS(ユー/安岡組)が16位、#30 IWASAKI MODAクロコ apr R8(岩崎/坂本組)が18位、#21 ZENT Audi R8 LMS(都筑/アレマン組)が19位と苦戦を強いられた。
 
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10日の決勝でも、#33 HANKOOK PORSCHE(影山/藤井組)は順調にレースを進め、危なげない走りでポール・トゥ・フィニッシュを決めた。

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一方、序盤にスピンを喫し、順位を落とした#911 ENDLESS TAISAN(峰尾/横溝組)は猛烈な追い上げを見せ、終盤には3位に浮上。後半2位を維持していた#0 GSR 初音ミク BMW(谷口/片岡組)は、最終ラップにまさかのガス欠でストップ。これにより、#911 ENDLESS TAISANは2位のポジションを手に入れている。

マシーントラブルを抱えながらも懸命に走り抜いた#66 triple a vantage GT3(吉本/星野組)は3位を獲得。本来の戦闘力を手にしていたら......次戦以降の活躍が大いに期待される。
 
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アウディR8勢は決勝でも優勝争いに加わることができず、#11 GAINER DIXCEL R8 LMSが7位、#30 IWASAKI MODAクロコ apr R8が11位、#21 ZENT Audi R8 LMSが14位、#99 Racerbook Audi R8 LMSが15位に終わった。

GT500クラスはポールポジションの#18 ウイダー HSV-010(小暮/ヴァンダム組)と予選2番手の#38 ZENT CERUMO SC430(立川/平手組)が終始トップ争いを繰り広げたが、#18 ウイダー HSV-010が逃げ切り、見事、ポール・トゥ・ウィンを飾った。
 
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次戦は7月29日の菅生。アウディR8は勢いを取り戻すことができるのか? 巻き返しに期待したい。

(Text by Satoshi Ubuakta / Photos by GT Association)

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