120729-SPA-08.jpg2012年7月27日と28日の2日間にわたり、ベルギーのスパ・フランコルシャンサーキットにて「スパ24時間レース」が開催され、アウディR8 LMSが1-2フィニッシュを飾った。 12メーカー、計66台のスポーツカーが参戦した2012年のスパ24時間レース。GT3レースのなかでは世界で最も重要な1戦といわれるこのスパで、総合優勝を決めたのはアウディR8 LMSだった。

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予選では、2台のBMW Z4が1-2を独占し、アウディはカーナンバー1(以下#1)、アウディスポーツ チームWRTのステファン・オルテリ、クリストファー・ハース、クリストファー・ミース組の4位が最上位。そして16時にスタートを切るが、#1のR8 LMSはアンダーステアに悩まされて、トップを走るZ4から大きく遅れを取り、スタート1時間後には9位にまでポジションを落としていた。

それでも4時間目には一時トップを走るなど、確実にポジションアップを図っていく。

120729-SPA-06.jpgそして、途中、激しい雨や劣悪な視界、16回に及ぶセーフティカー導入など、困難なレースコンディションにもかかわらず、9時間目には#16、アウディスポーツ チームフェニックスのフランク・スティップラー、アンドレア・ピッチーニ、レネ・ラスト組のR8 LMSがトップを奪う。
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120729-SPA-07.jpgその後は#16と#1のR8 LMSが総合1位と2位を守り、スタートから24時間後の29日16時過ぎ、1周7.004kmのコースを509周走った#16のR8 LMSが1番でゴール。#1のR8 LMSは1周遅れの2位となった。
これによりアウディは、わずか71日の間に、ニュルブルクリンク、ルマン、スパという3つの24時間レースを制した初めての自動車メーカーとなったのである。

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(Text by Satoshi Ubukata)

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