10月24日からスタートする第46回東京モーターショーを、ひとあし先に体験してきました。

画像1: いつもと違う東京モーターショーに戸惑い!?

今回の東京モーターショーは、これまでとは雰囲気がかなり違います。一番の理由は、輸入自動車ブランドが激減したこと。ブースを構えているのは、メルセデス系、ルノー系、そして、アルピナだけ! 残念ながら、フォルクスワーゲン、アウディ、ポルシェのブースはありません。

また、東京ビッグサイトの東棟が使えないことから、有明エリアにある西棟、南棟とは別に、青海エリアの青海展示棟がサテライト会場として用意されています。

画像5: いつもと違う東京モーターショーに戸惑い!?

有明エリアと青海エリアの移動には無料のシャトルバスが利用できますが、プレスデイでも30分ほどの待ち時間があったようです。行列の長さによっては、有料のゆりかもめを利用したほうが快適かもしれません……。

画像6: いつもと違う東京モーターショーに戸惑い!?

輸入自動車ブランドの激減以上にショックだったのが、アルミホイールメーカーの展示が、レイズとトピー工業のわずか2つだったこと。このうち、アフターマーケットで知られているのはレイズだけですから、さびしいですね……。

孤軍奮闘のレイズでは、FIA GT3向けのホイールのノウハウを生かした新作の「VOLK RACING GT090」を展示。現在は21インチだけですが、20インチが出てくると、アウディオーナーにとって気になる存在になるかもしれません。

ドイツの自動車メーカーはいませんでしたが、自動車づくりに欠かせないドイツのサプライヤーは元気です。

たとえば、コンチネンタルタイヤはコンチネンタルブースに「Conti C.A.R.E.(コンチ・ケア)」と「ContiSense(コンチ・センス)」を展示しています。

タイヤの空気圧を自動的に調整したり、タイヤに組み込んだセンサーによってタイヤの温度と空気圧だけでなく、溝の減り具合や異物の有無をチェックすることで、大量の車両のタイヤをネット経由で簡単に管理できるようになるといいます。将来普及するであろう自動運転タクシーなども視野に入れているということで、なかなか面白い展示でした。

もちろん、日本メーカーの新型車やコンセプトカー、未来のモビリティを体験する「OPEN ROAD」といった取り組みもある今年の東京モーターショー。11月4日までの開催ですので、ぜひお見逃しなく!

(Text & photos by Satoshi Ubukata)

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