170508-RAYS-1.jpg鍛造ホイールに求められるパフォーマンスと美しさを両立するVOLK RACINGの「Gシリーズ」のなかでも、とくに高い人気を誇る「G25」に限定モデルが登場した。"プレスドアッシュグレー"のカラーがシャープさを際立たせる「G25 LIMITED EDITION」だ。 2013年のデビュー以来、その優れたデザイン性と機能性によって、スポーツカーからセダン、さらにはミニバンまで、モデルを問わず、メーカーを問わず、国内外で幅広い支持を集めている「G25」。

その人気モデルがデビューから5年目を迎えるにあたり、限定モデルとして登場したのが「G25 LIMITED EDITION」だ。その一番の特徴は"プレスドアッシュグレー"のカラー。G25といえば黒というイメージが強く、実際"ブラッククリアー"が販売の8割を占めるという。

「G25の認知度が上がったぶん、『あいつと同じじゃイヤだ』というお客さまが増えているのも事実です。そこで、前々からやりたかったことを、この限定モデルで表現することにしたのです」とは、同社でプロデューサーを務める山口浩司氏だ。

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「G25の持つシャープさやエッジ感を際立たせるにはどうしたらいいか。しかも、スポークの前面とサイドを塗り分けてコントラストを強調するのではなく、ソリッドでありながらシャープさを生かすやり方を考えていたのです」(山口氏)

この課題を解決するために、G25 LIMITED EDITIONでは、プレスドアッシュグレーのカラーで塗装したあとに、スポーク天面をダイヤモンドカット加工し、さらにマットクリアを施したのだ。

「一見、ガンメタリックのように思えるのに、よく見るととても手の込んだ加工が施されているのがわかるはずです。ソリッド感を出すためにスポーク天面とサイドの色をいかに近づけるか、というところも苦労して試作を重ねた部分ですね。売れる、売れないでいうと、コントラストがあったほうがいいのですが、G25のシャープなエッジを生かしたかったのと、これから成熟期を迎えるG25のことを考えて、あえてこういうアプローチをとったわけです」(山口氏)

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ディテールにもこだわりがあると山口氏はいう。たとえば、スポークをリムぎりぎりまで伸ばさなかったのもそのひとつだ。

「そのせいで、見た目の大きさでは1インチ損をしているのですが、あえて控えめにすることできれいなレイアウトを目指しました。最近は45や40扁平のタイヤがあたりまえになっていますので、むしろこのくらいのほうがバランスが良いですし、光の面をリムの外周部に持ってくることで美しさが際立つのです。また、ブルーのステッカーもアクセントになっているはずです」

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もちろん、VOLK RACINGを名乗るからには、サーキット走行にも音を上げない高い剛性と徹底した軽量構造を備えているのはいうまでもない。

VOLK RACINGが誇る鍛造ホイールの機能性に、さらなる美しさを加えたG25 LIMITED EDITION。Audiやフォルクワーゲンをよりスポーティかつスタイリッシュに彩りたい人には、見逃せない限定版である。

(Text & Photos by Satoshi Ubukata)

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