100304yumi002.jpgはじめまして!カーライフ・エッセイストの吉田由美です。普段私は、自動車雑誌を中心に、女性誌、ラジオ・・・などなどで活動していますが、この度、アウディ TTクーペ 2.0 クワトロを購入したことにより、「8speed.net」のスカウトを受けました。
とはいってもその前に乗っていたのは同じフォルクスワーゲン・グループのポルシェ ケイマン。TTとそっくりな車です。しかもボディカラーも同じく白。そもそも私がTTを購入したのには、涙なくしては語れない深~い事情があったのです。・・・

それは去年の夏。

ちょうど私が東京・原宿のアウディフォーラムで開催されるアウディの夏祭りイベントに向かう途中のことでした。横浜の自宅から第三京浜で都内に向かう途中、悲劇は起きたのです。

陽も傾きかけ、やや交通量は増えていた時間帯でしたが流れは比較的良く、私は追い越し車線を順調に走行。すると港北インターの出口手前に差し掛かったあたりで、前から鈍く銀色に光る大きな物体が私の車めがけて飛んでくるではありませんか!!私は一瞬ためらいましたが、車線内でやや右側に避けつつそのまま突進!大きくハンドルを右に切れば中央分離帯、左に切ると走行車線を走行する車に衝突する危険があったためです。あとはそのままボディに当たらず抜けてくれれば・・・と思いつつ。すると車体下にゴンッと大きな音と衝撃。明らかにボディ下にぶつかった模様。ルームミラーで物体が後方に抜けたのを確認しつつ、ハザードを出して左側の路側帯に車を止めたのですが、すでに付近には先客が2~3台。

私は「ちょっと誰よ!」と怒りを抑えながら止まっている車に向かって歩いて行ったのですが、実はほかの車も私と同じく全部被害者(被害車?)。ほとんどはの車はパンクでした。私はケイマンの車体の下をのぞきこみ、次に110番に電話。10分ほどで高速警備隊が到着。続いて30分ほどで警察到着。警備隊は私たちの元に到着する前に、通行車両を一旦すべて停止させ、落ちていた物体を拾ってきました。見るとバイクのマフラーではありませんか。しかも思ったよりデカい...。私の車は見た感じ、ボディ下に穴が空いてはいますが、それほどの大きな被害でもなさそう...。

警備隊の方が「自走できそうですかどうしますか?」と聞いてきて、自走できるのならばまだイベントに間に合うし、そのまま向かうことに。調書も取り終え、ボディ下のアンダーカバーがめくれている部分を警備隊の方がガムテープで留めてくれ、この日は無事にアウディの夏祭りに参加したのでした...。

つづく

(Text by Y.YOSHIDA)

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