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Author:横川 謙司

1969年生まれ。コピーライターにして水冷VWミニカー博物館の館長。今まで自分で所有したクルマはすべてゴルフという大のゴルフフリーク

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Golfgang Nr.72
100929lgt2.jpg■ Golf D
■ Bombi (Japan) 
■ 460mm×460mm
■ light sign



100929lgt1.jpgまず、これはいったい何なのか。 ジャンル的には、「電照看板」だと思いますが。白熱電球でご覧のように幽玄な光を放つ不思議なオブジェです。お洒落なバーが装飾に使うような、アメ車を象ったネオンとか、オイルメーカーのロゴとかならわかりますが、ふつーにゴルフです。赤くて愛らしいオシリが象られています。ビッグテールライトですので、1981-1982年式ですね。ワイパーの拭き跡の演出もなかなか効いてます。ナンバーには、『GLF-D-1600』の文字。きっとディーゼルなんでしょう。でも、なぜ、あえてディーゼル?

メーカーはボンビ株式会社。現在も、店頭の什器やPOP(店頭での小さな広告物)などを製作されているようです。私はこれしか存じませんが、他の車種もあったりしたのでしょうか?残念ながら、角がひとつ欠けてしまってますが、そんな小さなこたぁいいのです。ゴルフを題材に選んで、このように製品化されたことが、今となっては(私にとっては?)貴重です。しかも、顔じゃなくてオシリであるところが、ゴルフ1好きのツボを押さえています。それにしても、この柔らかな赤い光。路地裏でぼうっと点っていたら、何の店かも確認せぬまま、ふらりと立ち入ってしまいそうな、誘蛾灯のような逸品です。

nazo02.jpgvalue02.jpg
◆ das kleine Golfgang(ダス クライネ ゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介してゆきます。
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