171127-Golf R-6.jpg気になっていた「ゴルフGTIパフォーマンス」と「ゴルフRパフォーマンス」に試乗できました!

ちなみに試乗記はこちらです。


どちらも期待以上に魅力的なクルマでした。どちらか1台"乗り逃げ"してもいいと言われたら、私はゴルフGTIパフォーマンスを選びます(笑)

それはさておき、ゴルフRパフォーマンスに試乗したときに、少し引っかかったことがありました。それは、装着されていたタイヤです。このゴルフRパフォーマンスには、235/35R19のContiSportContact 5Pが装着されていましたが、サイドウォールに「AO」の文字が記されていたのです。

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この「AO」は「アウディ承認タイヤ」であることを示すもので、アウディの工場で新車装着が認められるタイヤに与えられます。これを得るためには、アウディが独自に定めた厳しい基準をクリアする必要があります。たとえば、その乗り心地やハンドリング、転がり抵抗、真円度、ドライ/ウェット性能など、最大50項目の基準を上回らなくてはなりません。そんなタイヤがアウディの新車には装着されていますので、もし身近にアウディ車があれば、タイヤにAOマークがあるかどうかチェックしてみてください。

ちなみに、アウディの「RSモデル」は「RO1」になります。

他メーカーでも、BMWなら「☆」、メルセデス・ベンツなら「MO」、ポルシェなら「N」などのマークが各メーカーの承認タイヤであることを示しています。

フォルクスワーゲンの新車にも、同社が認めた承認タイヤが装着されていますが、「☆」や「MO」といった特別なマークは記されません。なのに、いきなり「AO」付きのタイヤが装着されてきたので、驚いたわけです。

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もやもやしたので、さっそく輸入元のフォルクスワーゲン グループ ジャパンに問い合わせてみました(笑) するとこんな回答が......

「ブランドごとにタイヤの基準を設けていますが、アウディがすでに採用しているタイヤが新型ゴルフRのスペックを満たしていたこともあって、今回はこれを装着しました」(広報部)

とのこと。アウディにはゴルフRと同じ「MQB」コンセプトでつくられたスポーツモデルがありますから、なんとなくわかる気がします。

そういえば、2年前の東京モーターショーのフォルクスワーゲンブースに展示されていたクルマのなかに、アウディ承認タイヤを装着したもの見つけました。そのときは、「モーターショーだから特別なのか?」と思いましたが、ふつうにありうることなんですね!

なお、各車の承認タイヤは、正規ディーラーはもちろんですが、街のタイヤショップでも取り寄せてくれますので、ご安心を!

(Text by S.Ubukata)

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