121020-up-13.jpgフォルクスワーゲンの新しいスモールカー「up!」が発表になってから1カ月が過ぎました。低価格とシティエマージェンシーブレーキなどが話題になって受注は好調のようですが、発売初期の人気のグレードはどれ?
詳しい受注台数は把握していないんですが(笑)、受注状況はなかなか好調というup!。グレードによっては年内の納車が難しくなりつつあるという情報も!

果たしてどのグレードが人気なのかというと......。

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グレードごとの受注比率は次のとおり(おおまかな数字です)。

1位 約1/2 high up!
2位 約1/4 move up! (2ドア)
2位 約1/4 move up! (4ドア)

VGJとしては、4ドアのmove up!を売れ筋と見ていたようですが、蓋を開けてみるとhigh up!(これは4ドアのみです)が半分を占めていました。また、2ドアが予想以上の人気で、そろそろ年内の納車が難しくなってきているそうです。

121020-up-12.jpg反対に比較的台数に余裕があるのが4ドアのmove up!です。4ドアのmove up!が168万円。これに対してhigh up!は15万円高の183万円。レザーステアリングやアルミホイール、パークティスタンスコントロールなどがついてこのエクストラだと、僕もhigh up!を選んでしまいそう(笑)
興味深いのが、up!の受注が地方で活発なこと。ひとり1台という生活環境のもと、これまで軽自動車や国産のコンパクトカーを購入候補と考えていた人たちが、エントリーグレードで149万円、最上級グレードでも200万円を切るup!を候補の1台として挙げるようになった。ファミリーで乗るわけではないので2ドアでもOK! それが2ドア move up!の人気を支えているのでしょう。

フォルクスワーゲンファンの裾野を広げるという意味では狙いどおりのup! しばらくすると街で見かける機会が増えそうです。

追記
VGJによれば、10月21日の時点で累計受注台数が3000台を突破したそうです。

(Text by ub!)

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