090722-open-001.jpg7月14日、関東甲信越が梅雨明けしました。

本格的な夏の始まり。それは、オープンカー乗りにとっては、厳しい季節の到来です。

オープンカーを知らなかった時分は、真夏の太陽が燦々と降りそそぐ青空のもと、幌を下ろして駆け抜けるオープンカーに憧れたものでした。 

でも、実際に所有してみると、見た目と現実とは大違い! 日差しは痛いし、風は熱いし、渋滞などにつかまろうものならサウナのよう(笑) エアコンで多少は凌げるとはいっても、限界はあります。

それでも若いころはやせ我慢して、幌を開けたまま走り回っていましたが、いまやそんな気力はありませんし、下手をして日射病にやられたのでは洒落になりません。「枕草子」じゃないけれど、「夏は夜」、まあせいぜい「曙」くらいまでに留めておくのがオヤジには無難でしょう(笑)

ただ、幌を閉めたところで、夏が苦手ということに変わりはありません。キャンバストップのオープンカーの場合、エアコンをかけてもなかなか室温が下がりません。最近の幌は断熱性がよくなったのか、昔ほど暑くないクルマも増えてきました。先日発表された「アウディA5カブリオレ」では、遮音性に加えて、断熱性が高められた幌が使われているということなので、ぜひその効果を試してみたいものです。

090722-open-004.jpg断熱性という意味では、幌よりもメタルトップのほうが有利です。フォルクスワーゲン、アウディのなかにも、メタルトップを持つ「EOS」があり、オープンカーファン拡大に一役買っているのはご存じのとおりです。
個人的には、メタルトップよりも身軽なソフトトップが好きなんですが、このEOSは、他のメタルトップにはない機能を備えているのがユニークです。

090719-OPEN-07.jpgその機能とは、チルト機能付きのガラススライディングルーフ。EOSはふつうのメタルトップではなく、ルーフ部分にスライディングルーフを内蔵していて、チルトやスライドが可能なのです。
090722-open-003.jpgおかげで、雨などでトップを降ろせないときでもキャビンは明るいし、全開するにはちょっと......とためらうような場面、たとえば都心の渋滞を走るようなときでも、気軽にスライディングルーフを開けて開放感が手に入るのはうれしいですよね。
もちろん、条件が良ければ、さくっとトップを降ろしてオープンエアドライブが楽しめるし。あらゆる状況下で開放的な雰囲気が楽しめるという意味では、日本の風土にぴったりのオープンカーではないでしょうか?

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むかしから、オープンカーを手放してしばらくするとまたほしくなり、手に入れると何らかの事情で手放さざるをえなくなり......というのを繰り返してきました。オープン2シーターを手放してそろそろ2年になり、またオープンカーの虫が動き出しそうな気配。

次は家族の手前を考えて、4シーターにしようかと思っています。EOSの認定中古車に値ごろ感が出てきたので、そのあたりが狙えたらいいなぁと、作戦を練る今日このごろ。オープンカーの旬を迎える秋口には、ますます気持ちが強まりそうです。

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