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【試乗記】ティグアンR-Line
091202-Tiguan-01.jpg日本導入以来、ずっと気になっていた「ティグアンR-Line」に試乗。

果たして、その走りっぷりは?

091202-Tiguan-02.jpg今年10月、「R-Line」が日本初上陸を果たしたことはココで紹介しました。R-Lineは、ゴルフR32やパサートヴァリアントR36など、「Rシリーズ」のデザインを受け継ぐ、ドレスアップモデルです。
アウディでいえば、Sモデルに対するS-line、BMWならMモデルとMスポーツパッケージ、メルセデスならAMGとAMGスタイリングパッケージの関係です。つまり、ハイパフォーマンスモデルとベーシックモデルのギャップを埋めるのがその役割というわけです。

フォルクスワーゲンでは、このティグアンのほか、ゴルフトゥーランやジェッタなどに、R-Lineのパッケージオプションを用意していますが、いずれも優劣がつけがたいほどカッコよく上品に仕上がっているのが好印象です。

そんな見た目の良さには惹かれながらも、タイヤは太いし、スポーツサスペンションが付いているしで、乗り心地がツライのは嫌だなぁというのが、僕の心配した部分でした。ティグアンR-Lineのベースとなるスポーツ&スタイルくらいがちょうどいいんだけど......。

そう思いながら臨んだ箱根の試乗会。ティグアンR-Lineにお目にかかるのはこれが初めて。マットペイントのグリルやボディ同色のサイドスカート、サイドスカートの上にあるシルバーのパネルなどが、とてもスタイリッシュ。スポーツ&スタイルにさらに輪をかけて、スポーティ&スタイリッシュに仕上がっていました。

091202-Tiguan-R.jpgそして、肝心の走りですが、これが意外や意外、かなりいいんです! たしかに、19インチ&スポーツサスペンションを採用したために、路面が悪いとガツっとくることもあるんですが、ふつうの道ではSUVらしくない、良い意味でフツーの乗り心地です。
タイヤがダンロップの「SP SPORT MAXX GT」というサルーン用タイヤを履くのも、SUV特有のザラついた印象を消し去るのに一役買っています。

フォルクスワーゲンらしい、落ち着いた乗り心地もスポーツ&スタイル以上。別の機会に高速を走りましたが、不快な上下動を上手く抑えたフラットな走りは、なかなかのものです。 

箱根の山道では、コーナリング時にそれなりにロールがあるものの、SUVとしては挙動はしっかりしています。試乗前の心配とは裏腹に、走りっぷりも最上級グレードにふさわしい、総合点の高い仕上がりでした。
 
091202-Tiguan-04.jpgオフロード性能にこだわるならともかく、SUVのスタイルや使い勝手の良さを求めてティグアンを買うのであれば、ティグアンR-Lineは文句なくベストモデルでしょう。装備が充実しているぶん、価格は高めですが、R-Lineには抗しがたい魅力があります。

う〜ん、魔性のティグアン!?

(Text by S.Ubukata)
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