090920nii006.jpgここのところ朝晩、だいぶ涼しくなってきました。こうして少しずつ寒くなっていくこの季節。だんだん人肌も恋しくなっていきますわよね^^
忙しくって今になっても結局夏休みをとれていない諸氏もいるでしょう。何か物足りない気がしませんか。どこか行きた~い。何かした~い。とすると・・やっぱりこれからの季節は温泉♪彼女と身も心も温まりたくなるわよねえ~^^

というわけで、今回のテーマは、「1泊2日の温泉ドライブデート~」!紅葉の秋。山は少しずつ秋色に木の葉が色づきはじめる中、穴場の秘湯スポット「高湯温泉&裏磐梯の旅」をご紹介しま~す(^^)

行き先は福島県中通りの高湯温泉。 ここは完全放流型の源泉掛け流しで乳白色の硫黄質。約400年の歴史があるのです。

090920nii001.jpg温泉につかってゆっくり温まるのは夜のお楽しみにとっておいて、都内を朝出発して、まだ道中時間もあることだから、せっかくなので、軽く自然散策を楽しむことに。選んだのは、栃木県にある尚仁沢湧水。東北自動車道を矢板ICでおり途中ランチをとりつつ、R74とR63を進み玉生方面へ。
実はここ、環境省から『全国名水百選』に選ばれているひとつ。付近一帯は樹齢数百年にも及ぶ原生林に覆われて一歩入るだけでトトロの森のよう。遠くにさわさわさわ・・と水の音が聞こえるのを頼りに遊歩道を進んでみること20分。スニーカーでも十分だけど、割とアップダウンが激しくぬかるみも多い。そう。ここが!男性の出番よ~。彼女との付き合いの深さにもよるけれど、危なげな道を歩く時、ごく紳士的にサポートしてあげてね。例えば、ひと足で一気に登るにはちょっと段差が厳しいなあ~という難所では、さりげなく手を差しだしてサポート。ちょっと気の強い女の子だと「大丈夫です~」と言われてしまうかもしれないけど、そんな時でも次の難所ではもう一度手を貸す用意をしてね。誰でも、優しくされて嫌な気持ちになる人はいないじゃない。決してためらわずに。そして恥ずかしがる必要も全くありません。彼女も、そのうち、あまねく受け入れるはず^^決して、どんどんどんどん1人で先へ行ってはだめよ~。

湧き水でできた小川のせせらぎ。周りには木々の木漏れ日。都会の喧騒から離れマイナスイオンをたっぷり吸収できます。

090920nii002.jpgさて、来た道を戻って、目指すは高湯温泉。しばらくは関東平野の平らな土地を感じさせるだだっ広い田園風景が続く。これからの季節は稲刈り前の黄金色の稲穂が眩しそう^^矢板ICから再び東北道へ入ると、お!ニュービートル発見!いいなあ☆そして東北道のあまり変わり映えのしない景色に少々の退屈を感じてきた頃、福島西ICで降りる。R115、フルーツラインを経て高湯街道を進み目的地の宿へ到着~♪標高800mにある昔ながらの山里の湯。山の中腹にあるその宿は知る人ぞ知る温泉。と思いきや、平日にも拘わらずなんと満室で駐車場もいっぱい。私達以外にも県外ナンバーがちらほら。
さっそくお目当ての露天風呂でリラックス。今回泊まった宿は、洞窟を模した岩風呂もあってちょっとしたドキドキ感も味わえます。空を見上げれば、星と月。これからは中秋の名月もススキも似合いそう。そして雪の降る季節も絶対に似合うだろうなあ。え?混浴?あるわよ~(*^^*)時間帯別でね。 長旅の疲れを温泉で癒した後は、お腹も腹ペコに~。今宵のメインは囲炉裏のあるお食事!囲炉裏であぶったキジ肉や鮎、うずらのつくねなど・・風情があってとっても素敵。 そして、何と言っても泊まりの良さは、一緒にお酒が飲めることよね~。クルマ移動だと、運転者はお酒を飲めないから、日帰りドライブだとアルコールはご法度でしょ~。でもお泊りなら!ドライバーもサイドシーターも一緒に乾杯できるもんね~♪お酒好きにはたまらないひとときなのでありま~す^^

090920nii003.jpgそして一夜あけて、名残惜しい宿とはお別れ。昨日、高湯温泉まで登ってきた道を下らずに、帰りは違うルートを選択。まずは高湯温泉から車で3分で行けちゃう距離の不動滝へ舗装こそされていないけど少し開けた駐車場に車をとめて、歩くこと20分くらい。水の落ちる音がだんだん大きくなる。滝つぼの左側には古いお不動様がいて、落差30mの滝はなかなか見ごたえがあります。ここの遊歩道もアップダウンの勾配が激しくて、前日雨が降ったのかぬかるんだ難所もいくつかあってね、でも2人で歩けばそれも楽し。ズルッ。「おーっと~、危な~い」なんて、きゃあきゃあ言いながら歩いてみたりね^^行く時は2人してコケないように気をつけてね~(笑)
不動滝を後にして磐梯吾妻スカイラインに入り、次は不動沢橋に立ち寄ってみた。眼下に見下ろす景色を楽しみ、遠くには市街地も見渡せます。広くて気持ちいい。そして、レストハウスでちょいと休憩。山のパンが人気らしいけれど、温泉玉子ならぬ燻製玉子を食べてみた。うん、なかなか美味。さっき朝食食べたばかりなのに、旅行って何でいつのまにかお腹がすくのかしら^^おほほ。

まだ帰るには時間が早いのでもう少し回れるかな~。次は浄土平へ。すぐ横の吾妻小富士へ登ってみました。標高1707mの山は、きちんと整備された階段の道で約15分ほどで頂上へ。この日は寒くって、しかも上に行くほど強風で小石や砂利が飛んでくるわくるわで、体に当たってイタタタタッ。きゃあ痛~い、寒~い。抱きついちゃう~!(笑)火口を1周すると1時間はかかるらしいけど、どうにもこうにも長居は耐えられず、すぐ下山。

090920nii004.jpgさて残すは、2日めのメイン、裏磐梯 五色沼へ。裏磐梯スカイラインを過ぎて、五色沼に到着。お目当ての毘沙門沼。すごいキレイでしょ~!この色見て~!自然路を歩いていると、さすがに観光地なだけあって人が多く、若者グループ、家族連れ、カップル、熟年夫婦と色んな人が歩いています。「スミマセン写真撮って下さ~い」と頼まれることもしばしば。それに便乗してこちらも撮ってもらっちゃお!
2人だと、カメラは決まってどちらか一方の写真か、片手で無理矢理2人で撮ってみるもののたいてい変な顔になってるの(><)皆さん経験ありますよね~。たまには人に頼んじゃいましょ~♪ 結構いい笑顔で撮れますよ^^ さらに青沼、赤沼、弁天沼、るり沼などを巡って、車を停めてある駐車場まで戻る。1時間くらいかけて歩いたかな。毘沙門沼では磐梯山を仰ぎ見ながら手漕ぎボートも沢山でていて、楽しそうでした。
深まる秋。紅葉狩り。

五色沼もスカイラインも見所いっぱい楽しめますよ。
貴方も気になるあのコを誘って、この秋、1泊温泉ドライブはいかが?彼女の行きたい所と好みを、基本押さえつつ、その道すがら、適当なスポットも巡って、無理のないドライブコースを選んでね。

「どこに行きたい?」と聞いてみて「う~ん、貴方と一緒ならどこでもいい~♪」と言わせたら上出来ね^^きゃあ~~(妄想?!)(笑)

ぜひお試しあれ☆
☆高湯温泉&裏磐梯ドライブコース☆

1日目 首都高-東北自動車道矢板IC-R73-R63-尚仁沢湧水-東北自動車道矢板IC-福島西IC-高湯温泉(泊)

2日目 高湯温泉-磐梯吾妻スカイライン-不動滝-不動沢橋レストハウス-浄土平/吾妻小富士 -磐梯吾妻レークライン-五色沼-R459-R115-磐越自動車道-東北自動車道-首都高

◆新妻靖子(にいつまやすこ)
出版社を経てフリーアナウンサーに。国内A級ライセンス保持。現在も自動車、レース関係のMCに多く携わる。助手席ジャーナリスト「助手席の気持ち」ブログを展開中。

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