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Author:大矢アキオ (Akio Lorenzo OYA)

イタリアコラムニスト。国立音楽大学ヴァイオリン専攻卒業。自動車誌『SUPER CG』編集記者を経てトスカーナ州シエナ在住。『イタリア発シアワセの秘密-笑って!愛して!トスカーナの平日』(二玄社)ほか著書多数。NHK『ラジオ深夜便』現地リポーターとしても十年以上にわたり活躍中で、老若男女犬猫問わず幅広いファンがいる。

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祝40周年! ヨーロッパのGTI愛好者クラブ幹部に直撃インタビュー
160518-Oya-06.jpg【イタリア直送 大矢アキオのかぶと虫! ビートル! マッジョリーノ!】

ご存知のとおり、今年2016年はゴルフGTI誕生40周年である。ここに紹介するのは、「ゴルフGTIクラシック・クラブ」。ベルギーとフランスのファンを中心に、2005年発足した愛好会である。

対象は初代と2代目だ。それもオリジナル・コンディションの個体のみである。パーツは新車当時の純正のみ装着可。真面目な集まりだ。

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それでも発足10年で会員数は130人を数え、その国籍は上記2国に加えスペイン、ルクセンブルクそしてイタリアにも及ぶ。

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すでに50回近い走行会と、10回のサーキット走行イベントを企画してきた。

副会長で普段は建築デザイナーのノエル・レナルド氏は、GTIの魅力を語る。

「新車当時、欧州にはコンパクトカーをベースにしたハイパフォーマンス仕様がいくつか存在した。でもね、信頼性と安全性ではゴルフGTIが群を抜いていたんだよ」

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いっぽうで冷静な分析も。

「初代ゴルフは、フロントウィンドーまわりとリヤフェンダーが錆に侵食されやすいね」

そのためガレージ保管は、良好なコンディションを保つための第一歩という。

クラブのウェブサイトhttp://www.passiongolfgti.comでは、希少パーツ情報の交換に加え、車両そのものの「売りたし・買いたし」インフォメーションも公開している。たとえば、再ペイント済みの1983年1800GTIは、1万2900ユーロ(約161万円)といったところだ。

その傍らで、長年のフォルクスワーゲン/アウディ系ファンには懐かしい機械式燃料噴射「ボッシュKジェトロニック」の解説といった、お勉強ページも欠かさない。

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クラブによると、ゴルフ愛好家のことはフランス語で「ゴルフィスト」と呼ぶらしい。

ノエル氏は今年2月、パリのヒストリックカーショー「レトロモビル」で40歳のモデル特集が企画された際、愛車の1978年型(写真)とともに単身乗り込んで、GTIの魅力を"伝道"していた。

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ノエル氏の情熱に感化されて、さらにゴルフィストが増えることを期待しよう。

(文と写真=大矢アキオ Akio Lorenzo OYA)
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