情報過多のブログ時代を突き抜ける8速目のギア 「8speed.net」フォルクスワーゲンライフがもっと愉しくなるウェブマガジン

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Author:太田哲也

1959年11月6日生まれ。自動車評論家・レーシングドライバー。4年連続でルマン24時間レースにフェラーリで出場するなど日本一のフェラーリ遣いの異名を取ったプロフェッショナル・レーシングドライバー。ライフワークとして若い世代に「チャレンジする素晴らしさ」を伝える社会貢献活動『NPO法人KEEP ON RACING http://www.keep-on-racing.com』の代表を務める。

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【太田哲也的GTI Life】第4話 かしこすぎるGTI
140703-Ota-17.jpgゴルフGTIに乗り始めて1カ月が過ぎた。電子制御が進んでいて、頭がいい人がつくっているんだろうなと感心することが多い。その一方で少々お節介でわずらわしく感じることもある。


このブログはモータージャーナリストとしてではなく、あくまでもGTIオーナーとしてユーザー目線での見解である。その辺のニュアンスはヨロシク!

          *          *          *

先日、こんなことがあった。アイドリングストップ状態でシートベルトを外し、踏み込んでいたブレーキを少し緩めたらエンジンが止まってしまった。なぜ止まったかわからず、一瞬「あれれっ!?」

アイドリングストップ状態でエンジンストップと勘違いして降車してしまううっかり屋さんのために講じられたのだろうナ。ただ狭い車庫や縦列駐車のとき、自分の目で確認したくてシートベルトを外したくなることがある。オレにとってはちょっとわずらわしい。

これ以外にもバックのときにドアを開けると警告音がなったり、パーキングブレーキが自動的にかかったりと、さまざまなシチュエーションでいろんなことが起こる。

140722-GTI-06.jpg
そうそう停車状態でアクセルを全開にしても、4000rpm以上は吹き上がらないのはGTIオーナーには周知の事実だろう。ペダル踏み間違い事故を減少させる目的だろうが、ひとりのクルマ好きの立場からは、マフラーやエンジンのサウンドを聴けないのは残念だ。

うちの若手スタッフは「サイドブレーキが電動だとスピンターンができなくて残念ですね......」と。フォルクスワーゲンのエンジニアに聞かせたら「何を馬鹿な、遊ぶためのものではない!」と怒られるかもしれない。

でもクルマ好きって、それをするかどうかは別として「やろうと思えばこんなこともできる」ということも夢の一部なんだよね。

■カスタムにもいろいろな壁が

ホイールを19インチに変えたあと、次は車高を下げようと思っていたのだが、実測したらゴルフ6とは足が違うことが判明。しかもDCC(アダプティブシャシーコントロール)のキャンセラーも6用が使えない。車高調をつくろうと思っていたが、その前にキャンセラーを新たに開発しなければならない。たぶん足だけを変えたのではチェックランプが点灯してしまうだろう。そこまで考えると、DCC仕様の車高調の開発はかなり面倒だなと思い始めている。何か良い解決法を知っている人がいたら教えてほしい。

ECUチューンもやろうと思っていたのだが、ECUにパスワードがかかっていてアクセスできない。たとえ解析できたとしても、テスターを当てたらまた別のパスワードがかかってしまう仕組みになっているようだ。国産車や他の欧州車の場合は、こんなことはないのだが。フォルクスワーゲンも含めた最近のドイツ車はアフターをブロックする動きが強いと聞いてはいたが、聞きしに勝るハードルだ。
 
140703-Ota-41.jpg
それにしても、実用車クラスにまで、こんなに複雑で多岐にわたる電子制御のプログラムを投入してくるフォルクスワーゲンって、改めてすごいメーカーだと思う。それでいてナビの電源が入らなくなってしまったのはご愛嬌。このくらい起こった方がかえってホッとする。

機能面のチューニングはとりあえず情報収集につとめ、外・内装を変えてみることから始めてみようと思う。

(Text by T.Ota)
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