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Author:太田哲也

1959年11月6日生まれ。自動車評論家・レーシングドライバー。4年連続でルマン24時間レースにフェラーリで出場するなど日本一のフェラーリ遣いの異名を取ったプロフェッショナル・レーシングドライバー。ライフワークとして若い世代に「チャレンジする素晴らしさ」を伝える社会貢献活動『NPO法人KEEP ON RACING http://www.keep-on-racing.com』の代表を務める。

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【太田哲也的GTI Life】第3話 GTIのここに惚れた!
140617-OT-03.jpgGTIは個人的趣味からいうと地味だけど、それに目をつぶって余りある「走りの潜在力」に惚れたことは第1回でも述べたよね。 実はそれに気づいたのはいまのゴルフ7ではなく5の時代だった。


VGJ(フォルクスワーゲン グループ ジャパン)にサポートしてもらって、俺が主宰する「チームKEEP ON RACING」はワンメイクレースの「ゴルフGTIカップ」に2台体制で初参戦した。

俺はチーム監督を務め、メインドライバーは伊藤真一選手。彼はその前年にロードレースで重傷を負った。彼の受傷後のレース復帰の後押しとして、ステアリングを委ねたんだ。俺も真ちゃんも受傷してハンデキャップを負った身だけど、KEEP ON RACING精神(=NEVER GIVE UP)を世に示そうという主旨だった。

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老舗COXが擁するゲストドライバーやGTIマイスターの強豪たちに対して、データ蓄積のない新興チームだったから前半は苦戦したけど、最後のレースではポール・トゥ・フィニッシュを果たすことができたんだ(少し自慢)。

俺は監督だけどやっぱり人が走るのを見ていると走りたくなる。それでテスト走行の合間に「ちょこっと乗らせてくれる?」と実際に運転してみた。"ファミリーカー"とは思えないほどの強固なボディ剛性感に驚いたよ。

そのおかげで挙動が急変することがなく安定している(し過ぎるほど)から運転がしやすい。サーキット入門マシーンとしてもおすすめだ。さらに耐久性のあるトランスミッションとエンジンも、意外なほどサーキット走行に向いていると確信した。

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国産車でもワンメイクレースが行われているけど、トランスミッションやエンジンがもっとヤワで、頻繁にオーバーホールしなければならないケースが多い。でもGTIは1シーズンそのままでいけてしまう。一発の速さだけでなく耐久性までも考えられている。それも"スポーツカー"の大切な要素だね。

それとゴルフに限らず最近のクルマ全体にいえる傾向だけど、衝突安全性を向上させるためにモデルチェンジの度に車重が増えていく。でもうれしいことにゴルフ7に関しては、ゴルフ6より軽いんだ。相当、ポテンシャルがあるんじゃないかと踏んでいる。

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その辺のところを見極めるため、今月、6月28日にVGJとコラボするドライビングレッスンにMy GTIを持ち込んでみようと考えている。新型ゴルフRやビートルレーサー(ターボ)もやってくる予定だから、走り比べてみる気だ。

ゴルフRとGTI、どっちがどっちだ! かたや四輪駆動で車重1500kg、280ps、38.7kgmでよりパワーがあるR。かたや220ps、35.7kgmでパワーでは劣るけど二輪駆動で車重は1390kgと軽いGTI。そして伏兵(?)ビートルレーサー。果たしてこの勝負の行方は?

乞うご期待!

(Text by T.Ota)
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