091224ogu002.jpg ゴルフ3 GTI右ハンドルのオーナー氏に、クリスマスプレゼントというか、朗報だ。コックスのカスタマーセンターが、右ハンドル仕様のための等長エキゾーストマニホールドを開発した。受注生産という形で、発売することも検討されている。
■排気効率の向上は確実

たかがタコ足ぐらいで、なんでそんなに騒ぐのか、とお思いだろうが、ゴルフ3のGTIの右ハンドル用というのは、実はこれまでに製品化されたことがない。話はあっても、ほとんどが具体化されていない。左ハンドル用ならば、海外のマフラーメーカーの製品を購入することができた。 しかし、右ハンドル用となると、ほとんど皆無といえて、ワンオフで製作しない限り入手できなかったのだ。

091224ogu001.jpgその理由は、右ハンドル仕様の場合、ちょうどエキゾーストマニホールドの下に、ステアリングのラック&ピニオンがあり、それをクリアする、つまり逃げて製作するのが簡単ではなかったからだ。うまく逃げたように見えても、エンジンの揺動で当たってしまうことが多かったといわれている。等長を意識すればするほど、製作は困難とされていた。
コックスのカスタマーセンター(Tel:0465-81-3034)がこのほど開発した等長エキゾーストマニホールドは、コックスのエンジンチューニングプログラム、"SZチューニング"を施したゴルフ3 GTIオーナーの依頼を受けたもので、このためやや径が太いという。ただし、このワンオフのため、治具を完成させていて、ノウハウも習得していることから、GTIのノーマルエンジン用を作ることも可能と思われる。製作を依頼されたそのオーナー氏の勇気に、世のゴルフ3のGTIオーナーは賛辞を贈るべし!!

等長エキゾーストマニホールドがエンジン性能向上に大きく貢献することは、ご存知の通り。サウンドに官能性が加わることも、間違いない。

いま残るゴルフ3のGTIは、右ハンドル仕様が大半。もう少しエンジンが気持ちよく吹けてくれたら、なんて思っている方も多いはずだ。であるなら、ご自分のGTIにこのタコ足をプレゼントして、また新たなステージを楽しんでみるというのはいかがだろうか。お値段は、いわゆる時価ということになりそうだが・・・

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