170824-T ROC-01.jpg2017年8月23日、フォルクスワーゲンはコンパクトSUVの「T-Roc」を発表した。

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成長が期待されるコンパクトSUV市場に、フォルクスワーゲンが新たに投入するのが「T-Roc」。フォルクスワーゲンとしては、「トゥアレグ」「ティグアン」「アトラス」(日本未導入)に次ぐ4番目のSUVとなる。

ゴルフやパサート、ティグアンなどと同様、最新の横置きエンジン用プラットフォーム「MQB」を採用するT-Rocは、全長4,234×全幅1,819×全高1,573mmの4ドアボディに5人分のシートを用意する。

フロントマスクはワイドなフロントグリルとコンパクトなヘッドライト、バンパーに設置されたLEDデイタイムランニングライトなどにより強い存在感を示している。

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サイドビューは張り出した前後フェンダーとコントラストカラーのフェンダーアーチに加えて、クロームで縁取られたルーフ、クーペのようなルーフライン、太いCピラーなどがT-Rocを特徴づけている。

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そして、ボディと異なるペイントが施されるコントラストカラーのルーフも、T-Rocならではの演出だ。

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水平基調のデザインを採用するリヤは、3DデザインのLEDテールライトや、フロントデザインに対応したリヤバンパー、クロームで縁取られたディフューザーなどにより、力強い印象がもたらされている。

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インテリアは、2017年6月発表の新型ポロに似たデザインでまとめられている。すなわち、鮮やかなカラーのダッシュボードや第2世代のアクティブインフォディスプレー、ガラスの奥に納められたインフォテインメントシステムなどが、斬新な印象を与える。

スマートフォンとの連携するApp ConnectやCar-Net、Guide&Informといった機能も利用可能だ。

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リヤには3人分のシートが用意され、シートを立てた状態でも445Lのラゲッジスペースを確保する。シートをすべて倒せば1290Lまでスペースを拡大することが可能だ。

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エンジンは、1.0 TSI(115ps)、1.5 TSI(150ps)、2.0 TSI(190ps)、1.6 TDI(115ps)、2.0 TDI(150ps)、2.0 TDI(190ps)を用意。このうち、1.0 TSIと1.6 TDIはFF、2.0 TSIと2.0 TDI(190ps)は4MOTION、1.5 TSIと2.0 TDI(150ps)はFFと4MOTIONが選べる。ゴルフGTIにも搭載されるプログレッシブステアリングを採用。DCCはオプションで用意される。

コンパクトSUVながら、最新のドライバーアシスタンスも充実。フロントアシストやレーンアシストが標準装備。また、ACCや渋滞時追従支援システム"Trafic Assist"、ブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能)、ダイナミックライトアシストなどが用意される。

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ドイツでの価格は2万ユーロ(約256万円)以内で、まずは2017年11月からヨーロッパでの販売が始まり、その後は中国市場などに拡大していく予定だ。

(Text by S.Ubukata)

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