140406-WRC-01.jpg2014年4月3日〜6日、WRC第4戦ラリー・ポルトガルが行われ、フォルクスワーゲンのセバスチャン・オジェ選手が今季3度目の優勝を果たした。



グラベル(未舗装路)で争われるラリー・ポルトガルは、4月3日、首都リスポンの特設コースからスタートした。ここで、オジェ、ラトバラ、ミケルセンの3選手がトップ3を獲得。幸先のいいスタートを決める。

ところが翌4日、タイヤ選択が決まらないオジェはペースを上げることができず、3位でこの日を終える。一方、ラトバラは走行中に横転してリタイヤ。ミケルセンは慎重な走りで9番手に留まる。

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そして、5日、オジェが反撃に転じ、スタートから2連続でベストタイムをマーク、首位に躍り出た。その後も好タイムをマークしたオジェはライバルとの差を広げて首位を守った。ミケルセンも6位まで順位を上げる。

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そして最終日の6日は、パワーステージを含む3つのSSが行われた。オジェはパワーステージで好タイムをマークし3ポイントを獲得。首位を維持したままラリー・ポルトガルを終えた。フォルクスワーゲンは、今季開幕から4連勝となった。

オジェは、「ここポルトガルは、5年間で4度も勝利を挙げた、好きなラリーのひとつです。今年も私とコ・ドライ バーのジュリアン(イングラシア)にとって素晴らしいラリーとなりました。先週開催された『ファフェ・ラ リースプリント』というイベントでは10万人のラリーファンの前で走ることができ、さらにラリーでも勝利を飾ることができたのですから。最終日のパワーステージではリスクを負ってアタックしました。ヤリ‐マティ・ラトバラも簡単には勝たせてくれないですしね。レジェンドドライバーのマルク・アレンがポルトガルで5勝を挙げていると聞きました。来年は肩を並べられるように頑張りたいと思います」と語った。

ラトバラはパワーステージで2位に着け、2ポイントを獲得している。

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第5戦のラリー・アルゼンチンは5月8日にスタート。果たしてフォルクスワーゲンは連勝を続けるのか? 次戦も彼らのパフォーマンスに注目だ!

(Text by S.Ubukata)

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