100420news0001.jpgフォルクスワーゲンは、5月12日から16日まで行われるニュルブルクリンク24時間耐久レースに、バイオ天然ガスを燃料とする3台のシロッコGT24-CNGで参戦する。
ニュルブルクリンクのノルドシュライフェを舞台とする24時間耐久レースに参戦するのは、バイオ天然ガスを使用する2リッターTSIターボエンジンを搭載したシロッコGT24-CNG。車両の移送およびサーキットでの燃料補給も含め、従来のガソリンを採用したエンジンと比較すると、シロッコGT24-CNGのCO2排出量は、少なくとも80%削減される。にもかかわらず、エンジンの出力は向上。昨年、「代替(Alternative)パワートレイン クラス」において優勝した、天然ガスエンジン搭載のシロッコGT24-CNGの最高出力207kW(282PS)だったが、今年参戦する車両は 243kW(330PS)まで出力は向上している。

ドライバー編成は以下の通り。118号車に乗るのはペーター ターティング(ドイツ)、フローリアン グリューバー(ドイツ)、ジミー ヨハンソン(スウェーデン)、ニッキィ ティム(デンマーク)の4人から構成される若手チーム。先週末に行われたレースにおいて、ニッキィ ティムは前輪駆動車のラップタイムとしてノードシュライフェ(ニュルブルクリンク北コース)の新記録となる8分47秒337を叩き出している。117号車は女性ドライバーであるバニナ イクス(ブラジル)が、ナセル アルアティヤ(カタール)、ディーター デッピング(ドイツ)、クラウス ニーヅビーズ(ドイツ)とともにステアリングを握る。3台目(116号車)は研究開発担当取締役のDr. ウルリッヒ ハッケンベルグ(ドイツ)、シャシー開発担当重役のProf. Dr. ステファン ギース(ドイツ)、ベルント オストマン(ドイツ)、そしてピーター ウィース(スイス)と、フォルクスワーゲン開発部門とジャーナリストの混成チームが走らせる。

(Text by M.MAKIMURA)

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