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Author:丸山 徹

1966年生まれ。2000年より「Golf Cup」に参戦。2004年からは「Golf GTI Cup」に「maniacs Golf GTI」のドライバーとして参戦。2008年は総合シリーズ2位。

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Golf Cup Rd3 その2
091021maru004.JPG13時50分からオンタイムで予選がスタート。この日は、今年の9月にしてはめずらしく暑い日となり気温は28℃。路面温度は43℃。あまりタイム的に良い条件ではありませんでした。

091021maru009.JPGコースインしていくドライバーの表情は緊張で固くなっている人もいれば、この数年連戦連勝中のスズキワークスの鈴木さんのように楽しそうな表情の人もいます。はたしてGTI Cupでの僕はどんな顔をしているのか?きっと堅い表情をしているのだろうな・・・などと思いながらコースゲートで見送っていました。

091104maru002.JPG予選がはじまるとT・Sクラス混走でのアタックとなるのでコース上は場所によっては団子状態でアタックしているところもあります。タイム差が10秒以上にもなるマシンが混ざり合ってのタイムアタックはクリアラップをいかに確保するかもテクニックの一つとなります。そんな中でも冷静にタイミングを図り一発でトップタイムを出してきたのはT1クラスの鈴木さん。タイムは1'06.402。やはり「百戦錬磨」のベテラン。貫禄すら感じられます。二番手には同じくT1クラスの「バックボーン」の佐久間さん。この二台のゴルフⅡは別格と言ってもいいでしょう。

091104maru008.JPG新潟の「バックボーン」佐久間さんもゴルフカップ開催当初から参戦を続けてこられたベテランドライバーであり常に進化し続けているチューナーさんです。三番手からは、同じSタイヤを使用していてもほんの少しチューニングが抑えられている(といってもトップの2台以外は僕から見ると大差ないように思えますが)T2クラスの大田選手(ゴルフⅣR32)、門馬選手(ゴルフⅤGTI)、I-TECチームの植木選手(ゴルフⅣGTI)と続き、六番手にT1クラスのイシカワエンジニアリングの石川さんが入りました。三番手の門馬選手から石川さんまでのタイム差は0.3秒!門馬さんの1'08.805に対し石川さんの1'09.119。決勝では何があってもおかしくない結果となりました。また、あまりにレベルの高いタイムにはとても驚かされました。

091104maru004.JPGパドックでは決勝までの一時間少々の間、予選でうまくタイムを伸ばせなかったり、よりタイムを縮めるためには何をすべきか?などの情報交換があちこちで見られました。こういった光景はワンメイクレースであるGTI Cupではあまりみられません。もちろん、GTI Cupのドライバーたちも普段は仲が良いのですが、いったん予選がはじまってからはまず情報交換などはありえなません。いくつかの理由(クルマの差が無いこと等)はありますが、その理由の一つにはGTI Cupはドライバーの入れ替わりのスパンがわりと短いと言うこともあるのでしょう。

その点、ゴルフカップに参加されているドライバーは、途中で一旦抜けたりしたことがあったとしても基本的に息長く続けている方が多いので、ドライバー同士の付き合いが長いのです。この空気感はなにかホッとできるものがあります。

091104maru006.JPG15時25分、最初にSクラスの決勝レースがはじまりました。今回の決勝レースはT・Sともに8周ずつとなります。SクラスはSタイヤを使わずにスポーツラジアルタイヤを使っていますが、それでも速い!S2クラスの栗根選手のアウディTT3.2クワトロと田仲選手のゴルフⅤ R32は1分9秒台。村野選手のニュービートルターボも1分12秒台に入ってきていました。S1クラスは村田選手のゴルフⅡGTIをスピニング田中選手のゴルフⅡCLIが追い立てる展開。結果は、隙を見せずに走りきった村田選手のクラス優勝でしたが、軽量なⅡ同士での戦いはとても見ごたえがありました。

091104maru007.JPG15時43分、いよいよTクラスの決勝が始まりました。スタートは波乱も無く各車無事に1コーナーを抜けていきました。トップは予選1位の鈴木さん。ところが2周目。なんと1コーナーをトップで抜けてきたのはバックボーンの佐久間さんでした!最終コーナーでほんの少しバランスを崩した鈴木さんのインを見事に刺してトップに立っていたのでした。 ついに鈴木さんの連勝ストップか!?

091104maru005.JPGしかし鈴木さんも佐久間さんの黄色のゴルフのテールに張り付いたまま離れません。稀に見るテールトウゥノーズ!こんなにワクワクするレースはめったに見られません!このまま佐久間さんが逃げ切るか!と思っていた数周後、1コーナーをトップで抜けてきたのは鈴木さん!最終コーナーで佐久間さんのエンジンが一瞬失速した隙に、鈴木さんお得意の(こんなことできるのは鈴木さんくらい)最終コーナーアウト側からの抜き去りをしていたのでした。その後、佐久間さんも再度チャンスをうかがいますが、鈴木さんがじりじりと引き離し、結局はいつものような横綱相撲で優勝を飾りました。そろそろ誰か止めてください!(笑)

この二台の後ろを走るT2クラスの太田選手(ゴルフⅣR32)、門馬選手(ゴルフⅤGTI)、I-TECチームの植木選手(ゴルフⅣGTI)の戦いも非常に見応えがありました。この三台の中ではエンジンパフォーマンス的に不利な中でここまで戦えるまでにスキルを上げてきた植木さんは、これからの戦いが更に楽しみで注目のドライバーだと思います。今回のゴルフカップはあちこちで接近戦が繰り広げられ、見ていて非常に見応えのあるレースでした。

091104maru010.JPGレースが終るとドライバーたちは緊張から解放されたのか、皆さん笑顔で談笑したり子供と遊んだりしていました。あれほど激しいレースを繰り広げたT1クラスの鈴木さんと佐久間さん、そしてイシカワさんもパドックに座り込んで話し込んでいました。

091028maru003.JPGその後、各クラスの表彰式が行われ、最後にジャンケン大会があり、応援に来ていた参加者の家族や友人の方たち、メカニックさんたちも含め全員で参加。多くの方がいろいろな景品をもらって帰っていきました。実は僕もブレーキフルードをちゃっかり頂いてしまいました(^^;)

次回は11月23日の祝日に筑波で開催されますので、お時間のある方はぜひ観戦に行ってみてはいかがでしょうか。ちなみに11月15日の日曜日はSUGOでGTI Cupの最終戦が行われます。最終戦は耐久レースとなり二人1チームでの参加が可能となります。耐久レースはピットワークも含め、非常に見所の多いレースですので、お時間があればぜひ気軽にこちらにも観戦に来ていただけると嬉しいです。今回、僕はゴルフカップに参戦されている実力派ドライバーと参戦予定です。詳細が決まりましたら発表させていただきますので、そちらもどうぞお楽しみに!

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