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Author:丸山 徹

1966年生まれ。2000年より「Golf Cup」に参戦。2004年からは「Golf GTI Cup」に「maniacs Golf GTI」のドライバーとして参戦。2008年は総合シリーズ2位。

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「GOLF GTI CupCar」って何が違う? (オプションパーツ編その2)
090314maru015.JPG
「GOLF GTI Cup Car」って何が違う? (オプションパーツ編その1)の続きです。







090314maru016.JPG【前後スタビライザー(前2段・後3段調整)(Volkswagen Racing)】
次にスタビライザー。これに関しては、通常は前後とも一番強く効くところに合わせて、路面状況によってフロントのみやわらかい方に合わせるようにしています。ちなみにパイプ径はCOX製のスタビライザーより1mm細いものになっています。普段使いおいて、乗り心地についてもほとんど問題になるようなことはないと思います。


090314maru018.JPG【エキゾーストシステム (Volkswagen Racing)】
このシステムの音質は低音が強調されたものですが、見た目の迫力ほど音は大きくないのでご近所の目を気にすることもまったくありません。ただし、見た目は一本出しの大径テールで、一歩まちがえると「下品」になるギリギリ(笑)。初めて見たときは「これ、本当にディーラーで取り扱うの?」と驚きました。


次に08年設定オプション。
- ブレーキラインシステム(COX)
- ボディダンパー(COX)
- Cup Car専用CPU(VTA) *VTA=GTI Cup運営事務局

【ブレーキラインシステム(前後セット)】
このシステムについては正直、筑波サーキットあたりだと持っている性能を満喫するには不十分なようで、その恩恵にあずかれるほどの体感ができなかったのは残念でした。ただし、今シーズンは富士サーキットをはじめとする国際規格のサーキットばかりなので、このシステムの性能の真価を試すことができるはす。
今から楽しみです!

090314maru017.JPG【ボディダンパー(COX)】
これは、この2,3年じわじわと話題になってきているもので、フロントのサブフレームとラゲッジスペースの最後端に取り付ける「ボディ用のショックアブソーバー」で、サスからの強い入力やコーナリング時の微妙なボディのねじれを緩やかに収めるものです。ショックアブソーバーといっても実際に動くのは、なんと1mm以下の範囲らしいですが・・。本来の目的は一般道での乗り心地を上質なものにするためのもので、スポーツ走行を目的としたものではありません。が、コーナーに入る際のボディへの入力をうまくコントロールしているようで、筑波の最終コーナーへの進入時の挙動が安定したような気がしています。これはあくまで想像ですがノーマルのサスペンションより、バネレートが高いモノの方が効果が出るのかも?しれませんね。ボディダンパーに関してはサーキットでの恩恵よりも、やはり普段の乗り心地の方がより恩恵を受けました。サスペンションが堅目なせいか、使い方が過酷だったせいか、ルームライトの辺りから出ていたわずかなビビリ音が装着後すぐに止まっていたのは驚きでした。たまたま、ビビリ音がでるボディの振動の周波数がボディダンパーの吸収するものと一致したからだけなのかもしれませんが、室内の異音がやたらと気になる身にとってはサーキットタイムの向上よりもありがたい効果です。

【Cup Car専用CPU(VTA)】
最後に専用CPUについて。これは高性能化はかるためのものと言うよりイコールコンディションを保つためのものです。表向きは05年、06年、07年と、どのモデルも同じパワー&トルクですが、実馬力を計測すると、そこにはあきらかな違いがあったようで今回の措置がとられたようです。なので、極端なパワーアップはせず、安全マージンを確保できる程度(約二割増くらい)に設定し、そのかわりトルクはかなりの増強がされました。ただ、このCPU、相対的にノーマルのものよりも低中回転重視にセッティングされているために街乗りや高速ではやたら運転しやすくなりましたが、サーキットではかえってアクセルコントロール(特に低速コーナーの脱出)の難しいシビアものになってしまいました。まあ、アクセルコントロールの特訓と思えば良いのですが(笑)とにかく、ノーマルよりはるかに慎重で丁寧なコントロールが求められています。残念なのは低中回転にパワー&トルクを振ったせいで、せっかくのCup専用DSG用CPUの持ち味が活かせなくなってしまったことです。このDSG用の CPUは高回転を十分に活かせるようにセッティングされたものなのに、エンジンがより低中回転重視になってしまったため高回転を使う意味が無くなってしまいました。正直、今のCPUだったらノーマルのDSG用CPUの方が相性は良いはず。もしくはノーマルのCPUにCup用DSG専用CPUの組み合わせの方がお互いの良さがきっと引出せるのではないかと思っています。もしCPUのバージョンアップを考えている方は内容をよく比較検討して、街乗りの扱いやすさを取るか、サーキットでの扱いやすさを取るか、目的をはっきり絞った方が良いでしょう。ただ高回転重視にしたとしても、もともと低回転からフラットなトルクが出ているエンジンですから。トルクが細くなって・・・なんてことはないとは思います。パワーやトルクのカーブについては、低速域でちょっと難しくなるかもしれませんが。

そうそう、DSG用のCPUがなんとアフターマーケットでも出ていることを最近知りました。アフターマーケットの開発力もたいしたものです。ただ、詳しい内容はわかりません。もちろん乗ったこともないので、どういった内容のものかは全くわかりませんが・・・
機会があったら乗り比べてみたいですね♪


関連記事:
「GOLF GTI CupCar」って何が違う? (オプションパーツ編その1)

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