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Author:石川 隆

1967年生まれ。国家2級ガソリン整備士。現在、イシカワエンジニアリングを経営中。

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Q: ワイパーのビビリ対策
090820ishi003.jpgQ: ワイパーがガラスの上ではじかれてしまう状態になっています。ガラスの撥水加工やワイパーゴムをシリコンのものに変えてみましたが改善されず、夜間では視界が悪くなってしまいました。調整などは素人ではできないものなのでしょうか。

A:ワイパーのビビリについては困っている方も多いと思います。一度発生すると気になるし不快な音も出るので何とかしたい問題です。発生する原因として考えられるのは、ガラス面とワイパーラバーが当たる角度が適切でない場合やワイパーラバーの劣化、ガラス面の汚れや磨耗などがあります。

090820ishi002.jpg対策として最初に行いたいのは、ワイパーラバーを新品に交換し、ワイパーラバーの当たる角度を調整することです。調整は車種ごとにメーカー指定角度がありますので、正規ディーラーにて調整していただけると思います。また、ガラス面は油膜除去クリーナーなどを使用してワイパーラバーの躍動面はきれいにしてムラのないようにします。
それでも改善しないということで悩んでいる方もおられるかもしれませんので、そのような場合は市販されているアイテムで試行錯誤してみる以外に方法はなさそうです。

当社のお客様でも、対策としてフロントガラスに撥水加工を施すことで改善されるケースやよりビビッてしまうなど、結果も様々なようです。それでは、なるべく失敗の無いように対策を行なうための参考知識としてワイパーラバーや撥水剤について調べて見ましたので、簡単にご案内いたします。

ワイパーラバーには通常グラファイトコート加工が施されてあります。この効果によりガラスの躍動面をすべるように移動して水滴を除去しますが、使用による劣化などでグラファイトコートが劈開(へきかい)することで、ゴムが直接ガラス面と接触することにより、弾くようにビビリを発生させることがあります。

撥水剤にはフッ素系とシリコン系があり、両者を比較するとフッ素系の撥水剤の場合は躍動面の摩擦係数が高くなるようです。その影響でワイパーラバーのグラファイトコートを早期に劈開させてしまう恐れがあるとので、ビビリ対策に使用する場合はシリコン系の撥水剤を使用する方が適しているとのことです。また撥水剤の使用は、施工する前にガラス面の汚れや油膜を完全に除去してから施工しなければ躍動面の場所によってムラができることで部分的に摩擦係数が異なり、ビビリが起きる可能性があります。

090820ishi001.jpg外国製のワイパーラバーと日本製を比較すると、日本製のワイパーラバーはグラファイトコート加工が強いというデータもあるそうです。もし、社外品で適合するワイパーラバーがある場合は試してみると良いかも知れません。シリコン製のワイパーラバーも最近は市販されています。シリコン製ラバーの場合、それ自体に撥水効果がありますので撥水剤と併用する場合はシリコン系の撥水剤と組み合わせる必要があるようです。
対策の参考にしてみてください。

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