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【GTI Clubsport】エンジンオイルとDSGオイルを交換したら
180306-GTI unil opar-1.jpg運転が楽しくて、納車以来、月1000kmオーバーのペースでオドメーターの数字が増えている愛車のゴルフGTIクラブスポーツ。ねぎらいの気持ちをこめて、エンジンオイルとDSGオイルを交換しました。

ゴルフの場合、オイル交換時期はエンジンオイルが1年または15,000km、DSGオイルが60,000kmというのがメーカーの指定ですが、今回は試してみたいオイルがあったので、早めの交換になりました。

そのオイルとはユニルオパール社の「OPALJET ENERGY3」と「MATIC DCT」です。フランスのオイルブランドであるユニルオパールについてはこちらのプロダクトインフォメーションをご覧いただきたいのですが、フォルクスワーゲンに適した商品があるので、まずは自分のクルマで試してみることにしたわけです。

OPALJET ENEGY3は、VW504/507規格をクリアした100%化学合成油のエンジンオイルで、純正オイルの代わりに安心して使用することができます。

一方、MATIC DCTはデュアルクラッチ専用のギヤオイルで、フォルクスワーゲン/アウディの横置きパワートレイン用湿式6速DSGに対応しています。ただし、乾式DSGには非対応ですし、また、モデルによっては湿式DSGでも非対応の場合がありますので、気になる方はショップまたは下記のリンクでご確認ください。

>> ユニルオパール オイル適合表(ユニルオパール社本国サイト/英語)

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作業はいつものmaniacsSTADIUMにお願いしました。まずはエンジンオイルの交換から。さっそく、ゴルフGTIクラブスポーツをリフトアップして、エンジンのアンダーカバーを外します。

すると現れたのは......プラスチックのオイルパン!? 実はこのとき初めて知ったのですが、ゴルフ7GTIやRの2.0 TFSIエンジンにはプラスチックのオイルパンが採用されているんですね!

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これにともない、ドレンプラグもプラスチックの蓋になり、簡単に着脱できる構造に。プラスチック製のドレンプラグは消耗品で、従来のドレンガスケットより価格が高いのが玉にキズ!?

ドレンプラグを外すと、エンジンオイルが勢いよく流れ出してきました。

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ちなみに、オイルパンに対して車両後方に見えるのは、ゴルフGTIクラブスポーツ/GTIパフォーマンスに装着されるフロントディファレンシャルロックの一部です。ハルデックス社の電子制御油圧多板クラッチを採用していますが、4MOTION用に比べるとコンパクトですね。

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話を戻して、新品の純正オイルフィルターに取り替え、エンジンオイルを5.5L注入して作業は終了。エンジンオイル、オイルフィルター、ドレンプラグに交換工賃を加えた費用はおよそ1万7500円(税込)です。

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次にDSGオイルの交換です。まずは、ドレンプラグと油量調整用のパイプを外してDSGオイルを抜きます。

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エンジンオイルと異なり、使用後のDSGオイルは真っ黒ではありません。通常、5〜6LのDSGオイルが出てきます。構造上、DSGオイルの全量を抜くことはできないそうですが、それでもその約7割を交換することができるそうです。

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DSGオイルとともに、オイルフィルターも新品に交換。写真右が新品の純正パーツで、写真左が使用後のものです。

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新品のオイルフィルターを装着し、油量調整用のパイプをドレンホールに戻したら、DSGオイルをドレンホールから注入します。下の写真のゴールドのパーツが、専用ツールの一部です。

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下からオイルを注入するするのに加えて、油量調整を行う温度が厳密に規定されているので、作業はここから数時間を要します。そのため、DSGオイルの交換では、通常は車両を預ることが多いそうです。

ちなみに、熊澤メカによれば、MATIC DCTは純正のDSGオイルに比べてサラッとしているそうです。そのうえ、いい匂いがするというので、私も嗅いでみると......たしかに柑橘系の匂いがしました(笑)

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作業開始から4時間弱、DSGオイルの油量が規定値に調整できたところで、最後にテスターを使ってDSGの"キャリブレーション"を行います。これにより、クラッチのつながりを最適化するとのことです。

エンジンオイル、オイルフィルター、ドレンプラグ、フィルター用Oリングに作業工賃を含めた費用はおよそ4万円(税込)。エンジンオイル、DSGオイルとも、純正オイルよりもリーズナブルな金額で交換することができました。

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さて、エンジンオイルとDSGオイルを交換したあとの印象ですが、予想以上に変化が感じられました。

まずはエンジンですが、中速域のトルクがより豊かになりました。アクセルペダルを軽く踏み込んだときに、グッと押し出される感じです。高速などで加速が必要なときに、これまでは6速から5速にギヤを落としていたような状況でも、6速のまま加速できるのです。

また、エンジンの感触が多少硬質になった印象です。ちょっと前の自然吸気エンジンのフィーリングのような......。カッチリとした感触や、エンジンが守られているという感じも個人的には好きです。

 一方、DSGはクリープ走行時のスムーズさが明らかに向上しているとともに、シフトアップ/ダウンがさらにスムーズになりました。おかげで、よりスポーティなドライビングが楽しめるようになったゴルフGTIクラブスポーツ。ますます距離が伸びてしまいそうです。

(Text by S.Ubukata)

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