2017年に日本でも販売がスタートするマイナーチェンジ版のゴルフを、ひとあし先に体験しました......といっても、純正ナビゲーションシステムの「Discover Pro」だけですが（笑）
先日、ゴルフの特別仕様車「ゴルフ コネクト」、「ゴルフ ヴァリアント コネクト」が発売されました。詳しくは
フォルクスワーゲンでは、スマートフォンなどと連携してクルマをネットに接続し、さまざまな情報を取得するサービスを「Car-Net」と呼んでいます。このCar-Netは、その機能により、「Guide & Inform」、「App-Connect」、「e-Remote」の3つに分類されます。
Guide & Informは、スマートフォンなどを介して純正ナビゲーションシステム「Discover Pro」を専用サーバーに接続することで、交通情報を取得したり、Googleにより施設検索を行ったりする機能。その使用レポートは
フォルクスワーゲン グループ ジャパン（VGJ）によれば、App-Connectはすでに8割のモデルに対応。Guide & Informも、対応モデルがすでに4割に拡大しているとのこと。今後はさらに対応モデルが増えるはずです。
ちなみに、Guide & Informは新車購入から3年間は無償で利用できます。その後は、年間1万円程度で継続して利用できるよう、現在準備が進められているそうです......。
そんなCar-Netの体験会がVGJで行われたのですが、この日は2017年に登場予定のマイナーチェンジ版ゴルフを皮切りに搭載されるという新型Discover Proを操作することができました！
それがコチラ↓ 残念ながら、新型ゴルフは用意されてませんでした（笑）
その特徴は、ディスプレイのサイズが8インチから9.2インチに拡大されたこと。解像度も117dpiから155dpiに向上しています。
これにともない、画面右側にあったボタンはなくなり、音量調整のノブがスイッチに変更されています。さらに、ジェスチャーコントロール機能を搭載。たとえば、画面の前で手を動かすとラジオの選局ができます。気分は"ジェダイ"（笑）
一方、基本的な機能は最新のDicover Proに準じているということで、画面サイズとユーザーインターフェイスの変更が新Dicover Proのハイライトということになります。
もちろん、Car-Netも利用可能です。
メインメニューでCar-Netを選択すると、Guid & Informの機能によって、ニュース、天気予報、駐車場の満空、ガソリンスタンドの場所や価格といったさまざまな情報をリアルタイムに入手することが可能です。
また、目的地を設定する際に、Googleを使って施設検索ができる「オンライン施設検索」も便利な機能です。タッチパネルによる入力に加えて、音声認識にも対応しているので、目的地検索がグンと簡単になります。正確な施設名がわからなくても、キーワードで検索できるのもうれしいところです。
検索結果からお目当ての施設を選ぶと、位置情報だけでなく、営業時間や施設の写真など、Googleに登録されている各種情報をDiscover Proで確認することができます。
さらに、ストリートビューで施設の外観をチェックしたり、口コミを見たりすることも可能です。
このように進化を続けているフォルクスワーゲンのナビゲーションシステムと、モバイルオンラインシステムのCar-Net。ウチのゴルフGTEでも使いたいなぁ......。
(Text by S.Ubukata)
