151124-GTE1-9.jpgプラグインハイブリッドの「ゴルフGTE」は、バッテリーの電気がなくなっても、ガソリンを使って走り続けられるのが大きな強み。極端な話、私のように自宅に充電設備がなくても大丈夫です。
そうはいっても、せっかくEVとしての機能を備えているので、出かけた先で運良く充電スタンドを見つけたときは、抜け目なく充電しています(笑)

ゴルフGTEは200Vの普通充電に対応していて、1時間の充電でバッテリ容量で約3分の1、航続距離で10数km分をプラスすることができます。これまで立ち寄った充電スタンドは、ほとんどの場所で充電に1時間という上限が設けられていましたが、それでも余裕が増すのはうれしいものです。

ただし、充電するのは買い物や食事などに小一時間かかる場合だけ。あくまで主な目的は用事を済ませることで、充電が目的ではありません。充電のためだけに1時間も待つというのは、せっかちな私には向いていませんので(笑)

運悪く先客がいる場合にはあっさりと諦めます。用事が1時間以上かかりそうなときにも、無駄に充電スタンドを占拠しないよう充電はしません。ピュアEVだとそうはいかないでしょうが、プラグインハイブリッドには「充電しない自由」があるのです。充電しなくても目的地に辿り着けるのが、プラグインハイブリッドの強みですから。

ところで、ゴルフGTEはすべての普通充電スタンドに対応しているわけではなく、実際一部の充電器ではコネクタをつないでも認識しないことがありました。その充電スタンドはちょうど通勤路の近くにあったので、購入直後は「ここが使えないのは痛いなぁ」と思ったものの、実際にゴルフGTEライフがスタートすると、わざわざ寄り道し、時間を潰してまで充電しない......ということに気づきました。

でも、短時間で充電できる「CHAdeMO」に対応していたら話は別でしょうか? 高速道路のSAにあるのは基本的にはCHAdeMO対応の急速充電器ですし、最近はコンビニの駐車場でもよく見かけるようになりました。正直なところ、ゴルフGTEを購入するまでは、「CHAdeMO対応だったらいいのになぁ」と思っていたんです。

しかし、必ずしも充電を必要としないプラグインハイブリッドのために急速充電器がふさがっていると、充電しないと走れなくなるピュアEVオーナーから反感を買ったり、マナーとしてピュアEVに順番を譲ることが望まれるなど、プラグインハイブリッドにとって肩身の狭い場面が増えているとか。ゴルフGTEがCHAdeMOに対応していたとしても、使うのに躊躇してしまいそうです。

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実際はCHAdeMOに非対応のゴルフGTEなので、そんなEV対プラグインハイブリッドのバトルに巻き込まれることもないわけで、「基本的には自宅で充電」、「出先で充電する必要はない」というプラグインハイブリッドの"本分"を忘れなければ、充電に縛られることなく、案外気楽に楽しめるものです。

私の場合は「基本的には自宅で充電」すらできませんが、それでもゴルフGTEライフを満喫しています!

(Text by S.Ubukata)

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