暖冬といわれている今シーズン、裏磐梯にようやくまとまった雪が降ったというので、ContiVikingContact 6の性能チェックを兼ねてドライブに出かけました！
磐梯熱海ICの手前から路面は雪に覆われはじめ、猪苗代磐梯高原ICを降りるともうほとんどアスファルトが見えない状況です。ここから裏磐梯のスキー場に向かいました。
テストコースや特設コースではない一般道ですから、いたって普通に運転したわけですが、圧雪路では安定したグリップを誇り、発進、加速、ブレーキ、コーナリングのいずれも安心できる性能の持ち主でした。走行中の安定感が高いので、安心してステアリングを握っていられます。途中、凍った路面を走ることもありましたが、降りたって驚くほどツルツルの場所でも十分グリップしますし、氷が波状になった路面では持ち前の乗り心地の良さのおかげでショックが和らげられ、進路の乱れも少ないのが安心につながりました。
ところで、ゴルフGTEと雪道の相性ですが......これが抜群！ というのも、ハイブリッドモードを選び、比較的強い回生ブレーキが得られる「Bレンジ」を選択して走ると、アクセルペダルの微妙な操作でスピードがコントロールできてしまうので、下り坂でもほとんどブレーキを踏む必要がありません。ジワッと減速したいときなどは、ブレーキを踏むよりアクセルペダルを操作するほうが段違いに簡単です。
雪道でとくに慎重になるのが下り坂ですから、そこを安心して走れるというのは大きなアドバンテージ！ もちろん、ContiVikingContact 6に十分なスノー／アイス性能が備わっているからなのですが。
というわけで、思いのほか雪道が得意だったゴルフGTE。またこのクルマで雪道に出かけたくなりました。
(Text by S.Ubukata)
