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【試乗記】ポロ
180320-Polo Imp-6.jpgついに日本でも販売が開始された新型ポロをさっそく試乗。その進化のほどは?

今回試乗したのは、最上級グレードにあたる「ポロTSIハイライン」。その概要については日本発売のニュースをご覧いただくとして、さっそく新型ポロに迫ることにしよう。

フルモデルチェンジしたポロをあらためて眺めると、「大きくなった」というよりも「平たくなった」という印象が強い。先代に比べて全幅が広がり、全高が低くなったのだから当然といえば当然。試しに、全幅に対する全高の比率を計算すると、

5代目ポロ:1460÷1685→86.6%
6代目ポロ:1450÷1750→82.9%

と、4%ほど横長になっているのがわかる。

さらに、デイタイムランニングライトが付いたLEDヘッドライトやボディサイドを走る2本のキャラクターラインなどにより、これまで以上に堂々としたな印象を受ける。

180320-Polo Imp-7.jpg
インテリアデザインも大きく変わった。全幅が拡大したことに加えて、ダッシュボード上方の"クロスパネル"が室内幅いっぱいに広がっていることで、数字以上に幅広く感じ、コンパクトカーであるのを忘れさせてくれるのだ。

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アナログメーターと同じ高さに純正インフォテインメント"Discover Pro"が配置されるのも、インテリアの特徴のひとつだ。ガラス張りのディスプレイが見た目にも美しく、見やすい位置にあるのがうれしいところ。ゴルフ7.5のDiscover Proに比べると表示部分のサイズは狭いが、タッチキーの数が増え、さらに、音量と地図のスケール調整のダイヤルが設けられたおかげで操作性はポロのほうが上だ。

ハザードランプのスイッチが運転席から遠いのが玉にキズだが......。

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後席の広さも新型ポロの見どころだ。ホイールベースは80mm伸びて2550mmになったが、これはゴルフ4を35mm上回る数字。おかげで、167cmの私が調節した運転席のうしろに座ると、膝の前には拳2個分以上のスペースが確保される。そのうえ、前席下に爪先がすっぽり入るので、足元はとても楽だ。頭上の空間も拳2個分の余裕がある。

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ラゲッジスペースは71L増えて351Lになった。奥行きが多少増えたことに加えて、幅が約10cm広がったのが効いているのだろう。フロアは2段階の高さに設定することが可能。下の写真はフロアを下げた状態だ。

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そしてこちらはフロアを上げたときの様子で、リヤシートを倒して使うときなどに段差をなくすことが可能だ。

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デザインと各部のサイズをひととおりチェックしたところで、運転席に戻ってエンジンを始動する。ちなみにポロTSIハイラインには、スマートエントリーシステム"Keyless Access"が標準装着されるため、エンジンのスタートはプッシュスイッチを押すだけだ。

目覚めた1.0 TSIエンジンは、アイドリング時の振動やノイズが多少気になる大きさ。そういえば、この1.0 TSIは直列3気筒ターボエンジンだった。

先代ポロの1.2 TSIよりもさらに198ccと1気筒ダウンサイジングした1.0 TSIだが、そのパフォーマンスは必要にして十分といえるレベル。2000rpm以下ではもう少しトルクがほしいところだが、2000rpmを超えたあたりから活発さを増し、1160kgのボディをストレスなく前に進めてくれる。

高速道路への進入や追い越しなどもお手のもので、フラットなトルク特性のおかげで実用域での加速に不満はない。巡航時でもエンジンの振動やノイズが解消されることはないが、しばらく運転していたら、さほど気にならなくなった。

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新型ポロの走りは、MQBの採用などによりボディ剛性が高まり、直進安定性がさらにレベルアップ。コーナーでは軽快さが増し、それでいてしっかりと路面を捉える様子に好感が持てる。

サスペンションの動きもしなやかだが、195/55R16タイヤ+6.5J×16のアルミホイールが装着されるポロTSIハイラインでは、乗り心地がやや硬めで、目地段差を越えたときのショックも伝えがちだった。今回は1インチ小さいタイヤ/ホイールを履くポロTSIコンフォートラインを試すことができなかったが、チャンスがあれば乗り比べてみたい。

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ちなみに、別の機会に高速道路を300kmほど巡航したときの燃費は19.2km/Lで、JC08モード燃費をわずかに上回る数字になった。

やや硬めの乗り心地と1.0 TSIエンジンが発する振動/ノイズは多少気になるものの、さまざまな部分で大きく進化した新型ポロ。1750mmの全幅を受け入れられるという人には、うれしいニューモデルになりそうだ。

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(Text & Photos by S.Ubukata)
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